ぼくとたいようのふね

著者 :
制作 : 筒井大介 
  • ビーエル出版
3.27
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本棚登録 : 87
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784776408666

感想・レビュー・書評

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  • 大好きなnakabanさんの本!
    .
    小川に浮かべた小さな船に乗って、少年が旅をするお話しです。
    .
    現実と空想が交差するような不思議なストーリー!
    .
    小さな船が次第に大きくなり、それは少年の夢そのもの!
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    深いブルーが世界を広げ、そこには少年の希望と決意があります。
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    あさだよ
    ふくらむあさだよ
    ………
    この言葉が大好きです。

    中盤に書かれていのですが、朝を迎えることがこんなに気持ち良く、希望と勇気をもらえるなんて!
    ふくらむ……確かに朝日を浴びて気持ちは前向き、今日も頑張ろう〜と思えますね!
    .
    気持ちがパッと明るくなり何事も前向きに思えるような1冊です。
    .
    #ぼくとたいようのふね
    https://amzn.to/3DQcO6I
    #nakaban 作
    #BL出版

  • 2021.7.15 3-3

  • この絵好き!早起きした休日とかに読みたい

  • 4歳5か月

    〈親〉
    絵が好き ◯
    内容が好き ◯
    またよんであげたい

    〈子〉
    初回からくいつく
    何度も読む ◯

    じわじわシンミリ。

  • 詩情溢れる簡潔な文章と紺碧の夜の色や夏の海の青、光の黄金色…力強い色彩が印象的。夜から新しい朝へ、その流れにのって子どもの想像力がどこまでも開けていく。
    筆の勢いや色彩美は幼児にも伝わるようで、半分ウトウトしていた3歳1ヶ月の息子は目をしっかり開け、ページをめくる度にじっと見入っていた。
    味わい深い時間。自分も美術鑑賞を終えたような贅沢な気持ちになった。

  • 眠れない夜小さな船を川に浮かべる、小さなぼくは船に乗って出発、大きくなったら船乗りになる

  • ねむれないよる。ぼくは、ちいさなふねをもち、みなとへとあるいてく。みずにうかべ、かわをすすむふね。いつのまにか、ちいさなぼくがのっていて──。
    nakabanさんの作品を初めて読了。著者紹介によると、旅と記憶を主題とし、絵の中を旅するように風景を描くとのこと。画風がとても好み。街中に入った直後の、煙突から煙が出る場面がお気に入り。ほかの作品もぜひ読みたい。

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著者プロフィール

1974年生まれ。画家。広島市在住。絵画を中心にイラストレーション、文章、絵本、映像作品を発表している。新潮社『とんぼの本』や本屋『Title』のロゴマークを制作。著書に『よるのむこう』(白泉社)、『ぼくとたいようのふね』(ビーエル出版)、『窓から見える世界の風』(福島あずさ著、創元社)『ことばの生まれる景色』(辻山良雄との共著、ナナロク社) ほか。珈琲片手の時間が大好きである。

「2019年 『ランベルマイユコーヒー店』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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