カイマンのダンス: アマゾンのおはなし

著者 :
  • ビーエル出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784776410133

作品紹介・あらすじ

ローザと家族は、アマゾン川のほとりに住んでいます。川へ魚をとりに行ったパパがつかまえてきたのは、小さなカイマン。ところが、赤ちゃんカイマンはパパの腕にパクッとかみつくと、はっぱのかげにかくれてしまいました。学校で、カイマンは保護されている動物だと知ったローザは、そのことを家族に話します。しかし、自給自足の生活を送っているローザの家族にとっては、カイマンをつかまえて食べることも生きていくためには必要なことなのです。小さなカイマンとローザの交流を通して、アマゾンに生きる人々の生活を描いたおはなし。

感想・レビュー・書評

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  • ローザとお兄ちゃんのナポはアマゾン川のほとりで家族と住んでいます。
    パパはアマゾン川の漁師です。今日は魚の他に赤ちゃんカイマンまで捕まえてきていました。
    「おかずにしたらおいしそうだな!」
    でも赤ちゃんカイマンはパパの腕によりをかけ嚙みつくと逃げてしまいました。

    その夜、二人は赤ちゃんカイマンとお話します。

    〇学校ではカイマンを捕まえてはダメとならうみたい。自給自足の地元の人はオッケーなのかな?
    二人がパパのこと大好きなのも伝わってきましたし、家族のために働いていることを理解していることも伝わってきました。
    〇カイマンダンス!思い浮かびます。

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著者プロフィール

岐阜県大垣市生まれ。1971年、旅行で訪れたパリにそのまま移住。その後独学で絵を学ぶ。こどもの世界をあたたかく、生き生きと描き、世界で出版された絵本は70冊を超える。『春のうたがきこえる』(偕成社)で講談社出版文化賞絵本賞、『はしって!アレン』(偕成社)で第28回サンケイ児童出版文化賞美術賞など、受賞多数。『じゃがいもアイスクリーム?』『こうまのマハバット』『カイマンのダンス』など、世界各地を旅してその土地の子どもたちとの交流や暮らしを描いた絵本のほか、『とんでいきたいなあ』『ぼくのきしゃポッポー』『ハナちゃんのトマト』『ペンギンのパンゴー』(以上、BL出版)など多数の作品がある。

「2023年 『ぼくのともだちガムーサ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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