赤いけいとでつながって

  • ビーエル出版
3.45
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本棚登録 : 90
感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784776411000

作品紹介・あらすじ

あなぐまのアニーとやまあらしのチックルは、とってもなかよし。ある日、それぞれが森で赤い毛糸をひろいました。ふたりは、おたがいに相手の喜ぶものを編もうとしますが、実はその毛糸は1本で、編みあがりそうになると相手のほうに糸が引っ張られ、ほどけてしまうのでした。毛糸をめぐってケンカになったふたりは…。

感想・レビュー・書評

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  • お互いを想う気持ちにほっこりしつつ
    せっせせっせあみあみくるりんとか
    スルッシュルッスルスルシュルッとか
    繰り返す言葉のリズムも良い♪

  • 「せっせ せっせ、あみあみ くるりん」と何を編んでも、「スルッ シュルッ」とほどけてしまうのは、「A friendship yarn(原題)」だから、なのですね。毛糸を巡って仲違いしたアニーとチックル、編んでもほどけないものを作れて、仲直りできました。

  • あなぐまのアニーとやまあらしのチックルは大のなかよし。もうすくさむいふゆがやってこようというころ、ふたりはそれぞれ、森に落ちていたけいとを見つけて……。

    今の時期にぴったりのえほん。アニーとチックルが編み物をするとき、せっせせっせ、あみあみくるりん、という擬態語が入るのがかわいい。元の英語はなんだろうと気になる。
    お互いすでに仲違いしてるのに、つながっている毛糸をちょきんと切るところがなんだか1番悲しくなる。たぶん、最初にそうしていたら、こんなに大きなケンカにはならなかったはずだし、そうすればいいのに、と思ったのに、なぜかとても悲しいところ。
    作者さんもやっぱり編み物する人なんだなあ。ならではの発想。
    そでの「ふたりの友情はもつれはじめ……」というところ、うまいですね。

  • やまあらしチックルと、あなぐまアリーがふたりともすごい。お話もたのしい。

  • 8歳7ヶ月の娘
    5歳7ヶ月の息子に読み聞かせ

    お互いに思いあっているのに
    すれ違ってケンカになっちゃうことって
    あるよなーー

    最後は仲直りできて良かったね。

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