M7.3―子どもたちの見たもの

制作 : 宙出版 
  • 宙出版
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (140ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784776791201

作品紹介・あらすじ

阪神淡路大震災から10年。神戸で生まれ育った10代は今何を思って当時を振り返るのか?小さな体で本能的に感じとった衝撃をインタビュー取材にて再生、収録。

感想・レビュー・書評

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  • もうすぐ退院するはずだったお母さんを亡くした子供
    友達の好きな子が亡くなって、学校に行ったときに初めて実感して友達と二人で泣いた子供。
    そんな悲しい思いをした子供もいれば、
    「焼け野原が綺麗だった」
    と表現する子供も。
    当時4歳だし、家族が全員無事ならそう感じるのもしょうがないし、トラウマになるよりずっといいと思う。
    私は東日本大震災を浦安市で経験して、それ以来揺れが怖い。

  • 今まさに東日本大地震の被害の状況が伝えられる中、阪神淡路大震災の経験から得たたくさんのことが、今回の震災で活かされたと感じ、改めてあの震災の、その時・その後を見つめてみようと思った。

    当時の記憶、今、これから先のことについて、この本で取材しているのは当時4〜8歳だった子どもたち。阪神大震災から10年後の取材だ。
    彼らの物の考え方や将来の夢に、少なからず震災が影響を与えていることは間違いない。でもそれは悪い方向だけではなかった。
    いつかは必ず立ち直れる。そんな人間の強さを垣間見れた気がする。

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