指名される技術 六本木ホステスから盗んだ、稼ぐための仕事術

制作 : 斎藤由多加 
  • ゴマブックス
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本棚登録 : 181
レビュー : 16
  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784777116782

作品紹介・あらすじ

ホリエモンと「シーマン」が六本木から盗んだ「顧客をリピートさせるプロの技」と「心を折らない処世術」

感想・レビュー・書評

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  • ホリエモンによる、クラブ、キャバクラ・ホステスから学ぶ仕事術を解説した本。わずか200ページ足らずで、しかも大文字、広い行間のため短い内容ではあるが、面白い視点からの意見が多く参考になった。個人的な意見も多いと思われ、かつ、学術的でもないが平易な言葉で書かれており、読みやすい。
    「(相手が)メリットを感じなくなったら、いくらあなたが続けてほしいと思ったところで、その人は、もうその行為をしてくれない」p12
    「(人間関係の維持)自分を発信し続けることだと思います。いつも自分を思い出してもらう。人に知られ、思い出されることを続けることでいつしか身内意識を持ってもらう。これが指名されるための技術です」p13
    「ホステスさんたちがいるクラブ業界は、心が折れそうになる、そんな厳しい競争の中で、クライアントをリピートさせる高度な技術を数多くもっている人たちがたくさんいる。そこに我々が学ぶことはとても多い」p15
    「(脇役の重要性)目立たないがあちこちのドラマにいつも顔を出している。脇役は、誰が主役であれ、その主役を盛り上げる柔軟さを持っている。彼らが失敗しないために気をつけていることは、主役を食ってしまうこと。主役より目立とうとしたら、出演依頼は二度とこない。だから脇役の人たちは空気を読む技術がすごい」p33
    「初めてのデートでは互いが向かい合ってはいけない。まだ関係が浅い人とのデートは、ドライブや映画、ゴルフなど、一緒の方向を見るものがよいとされています。向かい合う関係だと疲れてしまって、何時間も間がもたない。スティーブ・ジョブズはこういうときに散歩に誘ったといいます」p50
    「客の多くが、ホステスを口説いて、エッチをしたいと思っているのではないか、と考えがちです。ガチで肉体が目当ての人は、風俗に行きます。高いお金を出してクラブに来るのは、主役になりたい願望だそうで、客の大半はこの主役になりたい願望で来ると六本木のママは言う」p68
    「僕は、テレビ番組でコメントするときは、なるべくありきたりのことを言わないように気をつけています。わざと反対のことを言ったりもします。そのほうが大勢の中でキラリと光る存在になれる可能性が高くなるのです」p76
    「成功していて知名度もあって輝くような成功者というのは、お金に寛容だ、細かいことなどろくに覚えていないのではないか、という幻想があるようですが、その考えは一切捨てたほうがいい」p101
    「(都合の悪い連絡)こういうときこそ、メールは避けて直接話す方がよいと思います。その理由は、こちらが伝えたい情報と向こうが聞きたい情報が違うからです。これを内包したままだとすれ違い状態になり、あとで取り返しのつかないことになる」p125

  • 一流ホステスの技術が集約された良書。

    ■主役の座はクライアントに明け渡す
    ⇨「最後の1ピース」を客に埋めさせる。
    埋めさせることで自己投影させ、あたかも自分がしたことだという錯覚を持たせる。

    ■共犯意識、プロセスの共有
    ⇨同じ側の視点で話す共通の課題や目的があると関係は進展する。
    共通体験は連帯意識を芽生えさせる。

    ■客が本当に求めているものは何か
    ⇨主役になりたい願望(クラブに来る客)
    仕事を継続するために、満たすべき願望と、満たしてはならない願望を見極める。

    ■まずはその人の引き出しを開ける
    ⇨悩みや愚痴を話させるだけ、聞いている自分との間に奇妙な信頼関係が生まれる。

    ■次の宿題へとつなげる
    ⇨タクシー代のお釣りのお返し。
    人によってはプライドがあるので、別の形でお返しする。

    ■いま喜ばすことよりも「未来に思い出してもらうこと」にこだわることが重要
    ⇨自己紹介などから覚えてもらうように。

  • 【No.240】「タレントや役者が売れるために最初に必要とされるのは格段に突出した演技力などではありません。むしろ現場の空気を乱さないこと、スタッフに逆らわないこと、待ち時間を嫌がらないこと、の三つです」「人間というのは、稼いでいる人ほど、自分の利得になるか、ならないかについては冷淡」「仕事ができない営業マンは、この手の”急で申し訳ないのですが”系のお願いを月末ぎりぎりになって客にしてきます。そしてその無理強いが、それまで築いてきた信頼関係を失ってしまうものになるのに気づかない」「食品に賞味期限があるように、折り返し連絡にも”賞味期限”があると思っています。折り返すまでのスピードが、その人の仕事のスピード感だと捉えています。反応が遅い者は取り残される・・・自然界では当然の摂理です」「人間というのは、自分の未来を選択し、自由な行動をとる権利を剥奪されると極度のストレスがたまります。自己コントロールができない状態というのは、いわば宙ぶらりんの状態で放置されるような精神状態で、大人の人間としての尊厳にかかわることだからです。その苦痛は待たせている側の人にはわからない」

  • 指名され続け、成績を上げるためには脇役であれ。
    主薬を食わない。
    客を主人公にするために、完成品を出さず最後のひと手間を客にかけさせる。
    共犯意識を作り出す。

  • 既にフリーランサーの人、もしくは、これから自分の名前とブランドで仕事をして対価を得ようと思っているひとは、必読の書。

    擬似恋愛の世界を寸止めでコントロールする能力は、顧客管理にも絶対必要。心を開いて読んでみれば、学ぶことは無限にあるはず。

  • ちょっと興味があって図書館で予約して読んだ本。

    人は結局自分の利益のためにしか動かない。

    去ろうとしている者を引き留めるべくあがいたりするより、戻ってきやすい状況をつくるべし。

    いろいろと現実味のある話が書かれていましたが、特に印象に残ってるのがこの二点です。

  • 「六本木ホステスから学ぶ」というコンセプトは面白い。ただ肝心の内容が荒すぎる。例えば蝉の素数の話だと「天敵から守るため」で終わってるが、きちんと天敵の繁殖サイクルも説明しないと何が何だかわからない。本書はおそらく両名が六本木で飲みながら話したものを文字に起こしたものだろうと推察できる。つまらなくはないがこの内容でこの値段は読者を馬鹿にしているようにも思う。

    堀江氏は本質を突いた歯に衣着せぬ発言で個人的には好きだし、『ゼロ』とか面白い本も多いので、自身の冠が付いた作品の質が低いというレピュテーションリスクも考慮して名義許諾をしたほうがよいのに、と思う。


  • 参考になったのは、下記のこと

    * よいゲームはユーザーによって完成される。
    * アップルの商品もカラーバリエーションを揃え、ユーザーが色を選ぶようにしている。

    この2つの例も含めて、いくつかの事例をまじえながら、著者たちは次のようなことを言いたいと解釈しました。

    1から10までこちらでやってしまう、決めてしまうのではなく、あえてやり残す部分を作り、顧客に自分で選んだり工夫したりする余地を残すことで、主体的に関われるようにするとよい。

    上司からも同じようなことを言われていたけど、これを読んで腑に落ちた感じがしました。

  • 願望力がないとつまらない!

  • 勝手に小説だと思い込んでいましたが違いました
    なるほどなネタ満載のビジネス本です
    特に軍事産業のくだりは秀逸でした

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著者プロフィール

1972年福岡県八女市生まれ。実業家。SNS media&consulting株式会社ファウンダー。現在は宇宙ロケット開発や、スマホアプリ「TERIYAKI」「755」「マンガ新聞」のプロデュースを手掛けるなど幅広く活動を展開。有料メールマガジン「堀江貴文のブログでは言えない話」は1万数千人の読者を持ち、2014年には会員制のコミュニケーションサロン「堀江貴文イノベーション大学校」をスタート。『ゼロ』(ダイヤモンド社)40万部超、『本音で生きる』(SBクリエイティブ)、『多動力』(幻冬舎)など30万部超のベストセラーがある。

「2018年 『英語の多動力』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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