- Amazon.co.jp ・本 (325ページ)
- / ISBN・EAN: 9784777151370
感想・レビュー・書評
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私がピュアじゃないので、のめりきれなかった。
先が気になるので、サクサク読んでしまったけども。
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どんどん引き込まれてい行く。
エリザベスの生活、周囲の葛藤、
自分の痛み。
見えなくても感じるもの。
それらをひとつひとつ大切の扱った物語り。
自分でも、きっとまた変われる、と思わせてくれる1冊。 -
セシリア・アハーンは前作より文章も構成もうまくなったなあ。
ヒュー・ジャックマン主演で映画化の話がかつてあったけど、アイヴァンがヒューにぴったり過ぎて、ヒューを想像しながら読み進めると楽しさも切なさもスウィートさも倍増。映画化が実現しなくて残念。 -
久しぶりにボロ泣きした本です。
裏表紙の内容説明を読んで、どういう話なのか気になって購入しましたが、まさかアイヴァンがアレだとは。
このお話では、心に問題を抱えたまま大人になって現代を不器用に生きてきたヒロイン・エリザベスと、アイヴァンという子供の心を持った青年が出会い、少しずつヒロインが変化することで周囲が変わっていく様子を描いています。
エリザベスと両親、甥のルークとエリザベスの「親子関係」が軸になっていて、恋愛もあるのだろうけれど、それ以上にヒロインの心の解放と成長がよく描かれていると思います。
S・アハーンといえば映画化された「PS.アイラブユー」が有名ですが、この本は隠れた名作です。
上下巻に分かれていますが、とても読みやすくて文字も結構大き目で新潮文庫だったら1冊でいけるはず?(笑)なので、さくっと上下巻読めてしまうと思います。
下巻を読み終えて、タイトルを見ると、その意味を考えてまた泣けました。