倫敦夜想曲 (ショコラノベルス・ハイパー)

著者 : 四谷シモーヌ

• 心交社 (2007年1月10日発売)

感想・レビュー・書評

[bookaiさんの感想 · 2009年12月29日]

海軍主計官の高遠律は、軍艦建造費に関する不正の調査に英国倫敦（ロンドン）に赴いた。乗船中、絡まれていたところを美貌の英国貴族エドワードに助けられ、彼から恋慕されることになる律。年下の男から情熱的に求愛されても応えることはできず袖にするが、彼が英国海軍卿の弟であり、この件に関係している軍艦建造会社社長の甥であることが判り、内情を探るために律は彼の想いを利用することを思い立つ。求められ身体を重ね、エドワードの真摯さに懊悩を禁じえなくなるが――。
氷の麗人と英国海軍大尉の国を越えた恋物語。

[yayayaさんの感想 · 2007年7月12日]

明治時代の海軍主計官が主役です。ええ、時代物だったので買いました。イラストが稲荷家房之介さんだったしね。