キスと野獣 (ショコラ文庫)

著者 :
  • 心交社
3.32
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本棚登録 : 73
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784778114381

作品紹介・あらすじ

将来生まれる子供を狼の花嫁にする。事故で死に瀕した父が狼と交わしたという約束を誰もが夢だと思っていたある日、仁木家に狼の使いが訪れる。拒否すれば父子ともに命を失う。狼による不思議な力を目の当たりにした俊明は、妹を犠牲にしたくない一心で、息子でも父の子供だと半ば強引に花嫁として狼の住む城へ赴くが、城の主であり夫となる狼、マルコム・ウルズリーはどう見ても人間にしか見えず…。

感想・レビュー・書評

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  • ざっくり「美女と野獣」みたいなお話ではありましたが、そうは言ってもそこはいとう由貴先生!クインシー絡みのシーンは特に好きだった!割りとあっけなく逝ってしまわれたけど、そこはあれかな、文庫の文字数の限界とかかしら。。。

  • 狼男・マルコム×高校生・俊明のカップリングです。
    おとぎ話の「美女と野獣」をベースに
    「眠れる森の美女」+「蛙の王子様」の要素を
    ふりかけたようなお話だったなぁ~

  • 肉球で乳首責めとはww

    でも、攻めは心が読めるはずなのに、なんで最初のすったもんだの後にかたくなに信じようとしないのだろう。心が読めるなら、受けの言ってることが事実だってわかるんじゃないのか? と、どうでもいい所が気になってしまった。

  • 父親が幼い頃に遭遇した飛行機事故がきっかけとなってなされた『契約』。
    その契約履行の為に自分の身を差し出す主人公と、400年もの間、真実の愛を求めていき続けてきた二つの身を持つ青年のお話。
    お話自体は良かったと思う。
    主人公の少年が何気に健気だったので、山場での事件で認識される愛情の深さを、読み手は理解しやすかったんじゃないかと思うけれど、何百年も愛を求めては裏切られてきた攻の青年が、男の花嫁を貰うのが初めてだから……にしては、簡単に思い入れしすぎじゃん?なんて思ったりもして。
    いや、それにしても始終エロばっかりだったような。
    そして痛い思いをした主人公、良く頑張ったよ! と、読み終わった感想はそれだったです(笑。

  • ★3.5。獣姦が見たかったので!肉球で乳首攻めとは…(笑)興味深かったです。それにしても、すぐ甘々になったと思ったら攻の誤解で性奴モードに突き落とされて、ドシリアスな刃傷沙汰にまで発展して最後は命懸けで愛を誓うという流れがちょっと強引に感じてしまいました。あんな短期間で命を懸けるくらい攻に愛が芽生えた受が少し謎です。受の心を読めるはずの攻が頑なに受を疑うのもちょっと不自然で…。もう少し二人が惹かれ合う過程が書かれていれば楽しめたと思います。

  • あまり獣姦と思わなかったけど一応…
    ファンタジーでいいのかな??
    呪いが解けて「めでたしめでたし」なお話でした。

  • 半獣なのにやたらと俗っぽいマルコムと潔いけどまだ考えの浅さのある俊明。
    強いけどマルコムの弱さが目立ったお話です。ちょっと重いですね。

  • 最後の方が。。
    でも、エロがすごかった!

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