東京純情コンバース[下] (ショコラ文庫)

著者 : 佐野裕貴

• 心交社 (2015年1月10日発売)

作品紹介・あらすじ

品行方正な副生徒会長の葛生巧馬と近隣の高校からも恐れられる不良の内水主税-接点も共通点も無かった二人だったが、同じ大学に進学し恋人としての絆を深めつつ穏やかな日々を送っていた。だがそんなある日、主税の過去の影が二人の前に姿を現す。もう喧嘩はしない-そう巧馬に誓った主税は…。巧馬の兄・将吾と素直じゃない恋人・梶野成悧の恋を描いた『東京恋愛コンサイス』も収録の幻の名作、文庫で登場。

感想・レビュー・書評

[banri08さんの感想 · 2015年11月21日]

うーん、上巻が良かっただけに残念な読後感… 主税は根本はいい男だと思うけど、何事も暴力で解決する所にはちょっと納得いかず、巧馬も一人で抱え込み後ろ向きな部分も多々あって… 当て馬に限っては世界を股にかけ仕事をしてる割にはちっちゃい奴だったという(笑) ただ、2人の事を察していそうだった巧馬のお兄さんがなるほどな…と！ お兄さんたちのお話がもうちょっと読みたかったなぁ。

[bgさんの感想 · 2015年1月12日]

読んでてじれったくなります。お兄さんカプも好きです。