- Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784778319052
感想・レビュー・書評
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新進ホラー作家が放つ最新作は前衛的な問題作。亡くなった友人の霊がある日から来たが恨みは感じない。友人と交わした小さな手紙を中心に時間が流れます。手紙には死の影が漂い、すぐにでも壊れそうな脆さが…果たしてこれは詩なのか怪奇小説なのか。
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怖くもなく良さも分からなかった。装丁とデザインは凝ってる。10代向けなのか?単語の組み合わせが独特で、個々の文の気味悪さの解読のために何度も読んでいくような本なのにテーマが少女の自殺(しかも現実を匂わせている)なのはきつい。わかった風の人たちに消費されていくだけ。
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言葉少なに語られる友人の死と生前交換しあった「じゆうりつ」。
そこにあった暗い気持ちや少女時代の恋、多くを語られる事はないがそれゆえ背景に何があったのか、何を思っていたのかを考えてしまう。
短歌には比喩が多く用いられており直接的に何があったのかを知ることはできないが、それが想像を掻き立てて暗く陰鬱とした気持ちにさせられる。 -
フリーダム!
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ページをめくるたびにニヤニヤしちゃう。
梨さんの書籍で一番好きかも。
なんてフォントだろ、気になる。
「と」は普通なのに「あ」「ど」がなかなか見かけない崩れ方してて特徴的。
世にも奇妙な物語や、ネトフリとかのオリジナル配信みたいな感じで15分くらいのドラマで観たい!
p.114 壁に「いつも清潔にご利用いただきありがとうございます」と書かれている祠
↑これ、イタズラ書きなのか、丁寧に気持ちを込められて書かれているのか気になる。
p.125 証明写真機から出られない
↑怪異伝播放送局でも、こんな感じの配信あったよね。それ思い出してソワッとした。