酒と本があれば、人生何とかやっていける (本に遇う)

著者 :
制作 : 小川 哲生 
  • 彩流社
3.13
  • (0)
  • (2)
  • (5)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 46
感想 : 4
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (326ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784779110764

作品紹介・あらすじ

★痛快無比の読書案内、各巻130余冊、読書の饗宴。
会員誌『選択』に十年以上にわたって書き継がれてきた本をめぐるエッセイを2冊本にまとめる。時代小説、ミステリー、伝記はもちろん詩集、マスコミ批判の本まで網羅し、その解くところ、出処進退、生老病死、性・愛、色と恋、つまり人生の節目、人生そのものに及ぶ。
永らく刊行が待たれた書が、ようやく陽の目を見る。
人生とは、読むこととみつけたり。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 成増図書館019

    雑誌「選択」の「本に遇う」というコラムを所収とのこと。

    随筆…かな?表現が私が好きな塩梅に固くて(但し固すぎず)読んでいて楽しい

    p6
    黄山谷のいふことに、士大夫三日書を読まなければ理義胸中にまじわらず、面貌にくむべく、言葉に味がないとある
    石川淳「面貌について」

    軍人の話がなんか多いかなぁ。本の名前を挙げて紹介するようなのも多く、読みたい本が増える

    「偉人の履歴しょ?」だったか日経新聞のコラムに雰囲気が似てるやつもあるかなー?まぁあれはご本人が語るものだった気がするけど

  • 題名に共感して手にとりました。
    興味の湧いた本を探したりして、
    本についての本を読むともっといろんな本を読みたくなって楽しくなります。
    自分が読んだことのある本のことが書いてあるとまたそれも楽しい。

    この中で詩人の中桐雅夫さんの詩を紹介していて、まったくの不意打ち、、あぁこんな詩人がいたのか、、、すぐアマゾンで注文してしまった。書店や古本屋で探して、探す間の気持ちの昂りを味わうのも良かったのにと少し後悔。
    人間は後悔するようにできている(藤沢周平)

    ぬるい日本酒かウィスキーお湯割りにして飲みながら本を読めるように、いつまでも健康体でいたいものだ。
    目も労らなくてはなぁ。

  • ★痛快無比の読書案内、各巻130余冊、読書の饗宴。 会員誌『選択』に十年以上にわたって書き継がれてきた本をめぐるエッセイを2冊本にまとめる。 時代小説、ミステリー、伝記はもちろん詩集、マスコミ批判の本まで網羅し、その解くところ、出処進退、生老病死、性・愛、色と恋、つまり人生の節目、人生そのものに及ぶ。 永らく刊行が待たれた書が、ようやく陽の目を見る。 人生とは、読むこととみつけたり というのがアマゾンに出ていた梗概。硬派な書評集。やわらかい本もなくはないが。

全4件中 1 - 4件を表示

著者プロフィール

1945年生まれ。早稲田大学卒業。70年、朝日新聞社に入社。企画報道室編集委員、編集局特別編集委員、論説委員を歴任。94年4月から7年、書評委員を務め、2003年1月から5年、コラム「素粒子」を書いた。著書に『読んだふり』(洋泉社)、『何度読んでも、いい話』(亜紀書房)、『新聞記者の流儀』(朝日文庫)、『夜ごと言葉に灯がともる』(彩流社)、『酒と本があれば、人生なんとかやっていける』『持つべき友はみな、本の中で出会った』(以上、言視舎)などがある。

「2023年 『読んだ、知った、考えた 2016~2022』 で使われていた紹介文から引用しています。」

河谷史夫の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×