アメリカ・マイノリティ女性文学と母性: キングストン、モリスン、シルコウ

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  • Amazon.co.jp ・本 (259ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784779112751

作品紹介・あらすじ

現代アメリカを代表する3人のマイノリティ女性作家……
マキシン・ホン・キングストン(中国系アメリカ人/1940年生まれ)、
トニ・モリスン(アフリカン・アメリカン/1931年生まれ)、
レズリー・マーモン・シルコウ(ネイティヴ・アメリカン/1948年生まれ)。
彼女たちは、文学のなかでは、語られても「語る」ことのなかった《母親の声》を積極的に作品に取り入れることで、混沌としたアメリカ社会で直面するマイノリティ女性の困難さを表現し、独自の豊かな世界観を創造しつづけている。
近年、高く評価されている3人の女性作家の作品を、フェミニズム批評上重要な概念《母親の言説》を用いて、新たな視点で分析。
《母性》表象研究の流れとともに、《母親の声》を積極的に作品に取り入れる彼女たちの多様性に満ちた魅力に迫る。

著者プロフィール

1960 年生まれ。主な著書に『アメリカ・マイノリティ女性文学と母性─キングストン、モリスン、シルコウ』、『アメリカ文化年表』(共著)、主な訳書にベル・フックス『アート・オン・マイ・マインド─アフリカ系アメリカ人芸術における人種・ジェンダー・階級』、アマンダ・クロス『インパーフェクト・スパイ─プロフェッサーは女探偵』がある。日本女子大学教授。

「2021年 『パッセンジャー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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