青いムーブメント: まったく新しい80年代史

著者 :
  • 彩流社
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (314ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784779113369

作品紹介・あらすじ

都知事選に立候補し、政見放送で「政府転覆」を呼びかけ、一躍注目を浴びた外山恒一が自伝的に綴る「忘れられた80年代史」。過激な行動者の素顔は福岡の「ストリート・ミュージシャン」第1号であり、冷静で優れた分析家である!

感想・レビュー・書評

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  • 外山恒一が獄中で書いた手記に加えて、日本の80-90年代の運動の記録。個人名がたくさん出てきて、知ってる人が出てくると楽しい。

  • こういう仕事は、誰かがやらんとな。

  • 80年代でこれだけ政治的な若者ってかなり珍しかっただろうから、かなりレアな証言ではなかろうか。80年代史ってよりかサブカル全盛期の記録という感じがする。ただ読んでいると学生運動がかなりサブカル化したのだなという印象を受ける。もう学生運動というものはサブカルでしかないのだろうか?そういえば最近サブカル誌で社会問題をテーマとするものが増えてきた。これがどんどん広がってサブカルにとどまらず、議論する場が増えればなと思う。

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著者プロフィール

1970年生まれ。福岡を拠点とする革命家。80年代後半に「反管理教育」の活動家となるも、いわゆるポリコレの風潮に反発し、孤立無援の〝異端的極左活動家〟として90年代を過ごす。思想的にはマルクス主義、アナキズムを経て、03年に獄中でファシズム転向。07年の東京都知事選に出馬し、過激な政見放送で一躍注目を浴びる。近年は〝右でも左でもないただの過激派〟として独自の活動を続けるかたわら、後進の育成や革命運動史の研究にも力を入れている。著書に『良いテロリストのための教科書』『全共闘以後』など。

「2021年 『政治活動入門』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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