渋谷の今昔アルバム: 激変した渋谷の街のタイムトリップ写真帖

著者 : 三好好三 生田誠

• 彩流社 (2013年4月25日発売)

作品紹介・あらすじ

渋谷駅周辺をはじめ、半世紀前の区内各地の街角風景が、
古いアルバムを模した本文ページの中に「今昔対比写真」でよみがえる。

【山手線】渋谷・恵比寿・原宿・代々木、【東急東横線】渋谷・代官山・（中目黒）、
【小田急線】南新宿・参宮橋・代々木八幡・代々木上原、
【京王線・井の頭線】初台・幡ヶ谷・笹塚・神泉、
【玉電・都電・地下鉄】等々の各駅周辺の今昔写真を掲載。

感想・レビュー・書評

[探耽(たんたん)さんの感想 · 2020年2月6日]

身近な今の渋谷ともう手の届かない懐かしい渋谷の姿が並べられ、見比べることのできる写真集です。
両親や祖父母はここを行き来していたのだろうか、と感慨に耽ります。
東急文化会館は私にも思い出があり、幼少時代に親がプラネタリウム等へ連れていってくれました。
渋谷周辺に住んでいる方、渋谷に行ったことがある方は一入楽しめると思います。
昔の渋谷は危険もあったけれど情緒が溢れています。
今の渋谷は危険は減りましたが無機質になったと感じます。
もう懐古する年齢になったということでしょうか、しかし老いも楽しみに変わる一冊です。

[oriduru1970さんの感想 · 2014年5月4日]

父に見せたらものすごい喜びようで、色々と当時の思い出話をしてくれた。

図書館で借りた物だったけれど、買ってもいいかもしれない。手に入りやすそうだし。

渋谷の昔の写真の絵はがきとか無いのかな。探せばありそう。

文化アパートや銀座の写真を探してやっても喜ぶかもしれない。

と、書いた紙を本に挟んだまま、父にこの本をもう一度貸してしまった。枕元に置いてあった。読まれたかなorz

著者プロフィール

1937（昭和12）年、東京都世田谷区生まれ。小田急と玉電（現・東急世田谷線）に育ったことから私鉄電車に憧れて幼児から鉄道ファンに。国学院大学文学部卒業後に高校教諭を務め、1981（昭和56）年から執筆活動を開始。JТBパブリッシング、学研パブリッシング、彩流社等から著書多数。

「2019年 『常磐線』 で使われていた紹介文から引用しています。」