アメリカ南部小説論: フォークナーからオコーナーへ

著者 :
  • 彩流社
0.00
  • (0)
  • (0)
  • (0)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 5
感想 : 0
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (258ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784779118203

作品紹介・あらすじ

アメリカ南部文学はなぜ世界性を獲得したのか?

南部を舞台とした作品を次々に発表したフォークナーのモダニズムに満ちた手法は世界を席巻した。次世代のオコーナーは、アメリカの大衆社会の病巣を鋭く見つめる「ニヒリズムとの闘い」を作品に結実させた…。
 「本書は、アメリカ南部小説についての研究をまとめたものである。第Ⅰ部においては、フォークナーをはじめとした「南部文芸復興」を主導した作家たちの作品、第Ⅱ部においては、オコーナーの作品を論じている。分量的には圧倒的にオコーナーについての論考が多い。筆者の研究の原点はフォークナーにあり、その意味では、世代を超えた二人の南部作家を中心にして、「南部文芸復興」の意味を考え続けてきたつもりである。」(「序論」より)

著者プロフィール

長崎大学教授。

「2012年 『アメリカ南部小説論』 で使われていた紹介文から引用しています。」

井上一郎の作品

最近本棚に登録した人

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×