「白人」支配のカナダ史: 移民・先住民・優生学

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  • 彩流社
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  • Amazon.co.jp ・本 (366ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784779118210

作品紹介・あらすじ

多文化共生・多文化主義の国カナダの封印されたもうひとつの歴史を
ひもとき「北の白い大地」の「白さ ホワイトネス」を問う——

1971 年に「多文化主義」を採択して以来、多民族、多文化共生の試みを
続けるカナダ。しかし、かつてそこでは、「白人」による「非白人」の支配が
行われていた。ともすれば埋もれがちなカナダの歴史の諸相をあぶり出し、
その「闇」を直視することこそが、さらなる多文化共生の可能性を考える上で
いまこそ必要となるだろう。

著者プロフィール

1959年岐阜県生まれ。東京大学文学部、同大学院人文科学研究科博士課程をへて、現在、鹿児島大学教授、博士(文学)。カナダ史、イギリス帝国史。
著書に『ニューファンドランド――いちばん古くていちばん新しいカナダ』(彩流社 2017)、『カナダの自立と北大西洋世界――英米関係と民族問題』(刀水書房 2014:第1回日本カナダ学会賞)、『「白人」支配のカナダ史――移民・先住民・優生学』(彩流社 2012)、『カナダ・ナショナリズムとイギリス帝国』(刀水書房 2007)、『カナダの歴史がわかる25話』(明石書店 2007)、編著に『カナダの歴史を知るための50章』(明石書店 2017)、訳書に『ルイ・リエル――カナダ白人社会に挑んだ先住民の物語』(彩流社 2021)、『カナダ人権史――多文化共生社会はこうして築かれた』(明石書店 2018)、『カナダ移民史――多民族社会の形成』(明石書店 2014)、など。

「2022年 『シンボルから読み解くカナダ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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