子どもの学ぶ力を引き出す個別の指導と教材活用―堺市三校の通級指導教室の実践から
- かもがわ出版 (2011年7月1日発売)
本棚登録 : 15人
感想 : 1件
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・本 (133ページ)
- / ISBN・EAN: 9784780304466
作品紹介・あらすじ
この本のエッセンスは、一人ひとりの子どもの特徴をつかんで、子どもの達成感や意欲を、どうやって個別の指導でつくっていくか、ということにある。通級指導教室の先生はもちろん、支援学級、通常の学級、塾の先生、そして保護者の方にぜひ読んでいただきたい1冊。
感想・レビュー・書評
-
通級指導の基本は、学習の補助をするというよりは、弱い意識の認知特性のスキルアップトレーニングや、集中トレーニング、方法方略の習得といったものが中心。
限られた時間を有効に使う為には、子供が、学習する場所は、基本的に他の子供と同じように通常学級であり、そこで、みんなと同じようにすり、つまり、支援する児童の学習の為のレディネス、基礎的な力を習得するのが、通常学級の役割である、
大事にしていることは、達成感をもってクラスに帰る。自分で見通しをもって課題に取り組む。わからないときに質問できる。自分で集中をコントロールできる。などである。
学習困難などの原因を考えていくと、認知特性や行動特性、それぞれの発達障害のもつ特性から起こってくることがわかる。その為、教材の学習をする際、認知特性などに配慮した指導が有効である。詳細をみるコメント0件をすべて表示
全1件中 1 - 1件を表示