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- Amazon.co.jp ・本 (188ページ)
- / ISBN・EAN: 9784781205878
作品紹介・あらすじ
阿部二郎氏が提唱する「下顎総義歯吸着テクニック」は、氏自身はもちろん、これを学んだ著名臨床家たちの活躍により常識の域にまで達し、臨床家への福音となった。そして現在では、本テクニックの難症例への応用に注目が集まっている。そこで本書では、下顎総義歯吸着テクニックの基礎はもちろん、Angle ClassⅡ、ClassⅢの難症例への対応法を解説。また、審美的総義歯の製作にも言及。総義歯治療に携わる歯科医師・歯科技工士必携の書。
感想・レビュー・書評
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これまでいろいろな歯科書籍の中で、下顎総義歯を顎堤上で浮き上がらないようにするための分かりやすい解説書を探していたのですが、この本はまさにその問題を解決してくれる本でした。
義歯を製作するにあたって、初診で口腔内のどこをみればいいのか…など、誰もが一度はつまずきやすいポイントも様々な症例を使って紹介されています。また術者の臨床経験や技術レベルに左右されない、精密印象採得の方法など、まさに私が知りたいのはこういうポイントでした。そういった歯科関係者なら誰もが持つ疑問に対し、この本ではベーシックな症例と治療の流れを中心に、Class別での症例が説明されています。総義歯製作の中でどのような模型診断を行い、人工歯配列や研磨面形態の付与を行うのか……などなど。まさにかゆいところに手が届く内容でした。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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