小川軽舟: ベスト100 (シリーズ自句自解 1)

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  • ふらんす堂
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  • Amazon.co.jp ・本 (217ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784781402932

作品紹介・あらすじ

◆001より「水たまり踏んでくちなし匂ふ夜へ」
昭和六十一年、二十五歳の私は「鷹」に入会し藤田湘子に師事した。これは「鷹」の中央例会に初めて出席したときの句だ。今の私にこんなナイーブな句は書けそうにない。未知の世界へ飛び込んでゆく気分の甘美なこと。水たまりをよけずに敢えて踏んだところが若さなのだろう。句会が終わると、新顔の私を見つけた湘子から、「会費は俺が出してやるから懇親会について来い」と声をかけられた。昭和六十一年作。

著者プロフィール

昭和36年2月7日千葉市生まれ
昭和59年 東京大学法学部卒業
昭和61年 「鷹」入会 藤田湘子に師事
平成11年 「鷹」編集長
平成17年 藤田湘子逝去により「鷹」主宰を継承

●句集
『近所』(第25回俳人協会新人賞)『手帖』『呼鈴』『俳句日記2014 掌をかざす』『朝晩』(第59回俳人協会賞)
●著書
『魅了する詩型 現代俳句私論』(第19回俳人協会評論新人賞)『現代俳句の海図』『シリーズ自句自解Ⅰ ベスト100 小川軽舟』『藤田湘子の百句』『ここが知りたい! 俳句入門 上達のための18か条』『俳句と暮らす』

俳人協会評議員 毎日新聞俳壇選者

「2022年 『無辺』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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