傲慢な龍は身代わりの虎を喰らう (アズ文庫) (AZ BUNKO)

著者 :
  • イースト・プレス
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感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (266ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784781611143

作品紹介・あらすじ

俺の慰み者として、召喚されたのだ  『消してやろう。この世界から、お前の全てを』――消えてしまいたいと望んでいた虎之助に聞こえた声――気がつくとそこは別世界・辣国。虎之助を呼び寄せた声の主は、元龍太子・敖蒼だった。忘れられぬ恋人と同じ魂を持つ虎之助を導き、捩れた想いをぶつける一方、虎之助も報われなかった想いを敖蒼で叶えたが……。身代わりで満たしていた偽りの関係。だが二人の想いには、辣国の行く末をも係わることに……!

感想・レビュー・書評

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  • パラレル世界に召喚されてしまった受け。愛する人に裏切られ、身代わりに同じ魂を持つという受けを苛む幽閉中の元国王の攻め。身代わり設定は好きだけど、両方身代わりなせいか、物足りなさがあった。

    うーん、主人公たち以外、いちいち元いた世界の人物と魂が似てるとか要らなかったかも。ラスボスが受けを見捨てたイタリアン父とか…。

    そしてセオリーながら、出会ってすぐに無理やり強姦はどうなんでしょう…。まぁそういう目的で召喚したのだからしょうがないか~。自分的に魂は唯一の魂に惹かれるというBL(というか物語の)の固定観念があるせいか、いまいちこのパラレル魂論に違和感があった。

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