- Amazon.co.jp ・マンガ (248ページ)
- / ISBN・EAN: 9784781616728
作品紹介・あらすじ
「ウチの猫、猫又になるかもしれんくて……」妖怪と人と神様が、ふつうに暮らす田舎町の日常は、のんびりほのぼの、ときどき不思議。
ある夏、二十歳の長寿猫・ぶちおは、突如進化して猫又になる。「自分が妖怪になった理由」を探して思い悩むぶちおは、化け狐の百合に、「化け学」を習いはじめるが…。
お山を守る脱力系カラス天狗・ジローと少女むーちゃん。「天狗の仕事」をこっそり覗き見していた むーちゃんは、別人のようなジローの姿を目にする。そんなとき、町には不吉を呼ぶ「鵺」が現れたと噂され――
Twitter発の「異類日常譚」、待望の書籍化!
感想・レビュー・書評
-
詳細をみるコメント0件をすべて表示
-
ご近所さんや同級生にも当たり前の様に妖怪がいる世界の日本の田舎の話。
1話1話はとても短い(10ページも無い)のですが、次の話にいつ入ったか分からないくらいに繋がっている。そして、1巻で大きな1つの物語が完結。
評判が良かったのでかなりハードルを上げて読んだはずなのに、それでもとても面白かった。 -
pixivから発見して電子版を購入してしまいました!
話や絵の雰囲気が大変好み。
妖怪と人間が当然のように共存している優しい世界。
もちろん危ない存在などもあるけれど…
続きが楽しみ。 -
猫またがかわいい。
-
ツイッターで猫又エボリューションからフォローし始めて、妖怪と人間の交流が好きな私にどストライクで刺さったnohoさんの単行本ー!!
やっぱり紙で、本で手に入るのってすごく嬉しいなあ〜
ネットで読んだストーリーだけど、またうるっとしながら、ほっこりしながら、意味を考えながら、空想しながら読んですっごく楽しかった!こんな世界だったら嬉しいなあ、と思わせてくれる漫画だ〜次巻も楽しみ -
自信を持って断言できる、これは良い妖怪漫画である、と
実に嬉しい、こんなにも良い妖怪漫画を読む事が叶って
イースト・プレスさん、ありがとうございます、noho先生の作品を一冊にし、世に出してくださって
さすがに、ジャンルが違うので、『うしおととら』や『足洗邸の住人たち。』の域に到達するのは難しいかもしれない
ただ、『奇異太郎少年の妖怪絵日記』や、漫画版の『大江戸妖怪かわら版』の背中が見えるだけのクオリティが、この巻で既にある
もし、(2)が出たら、手が肩に触れる事が出来る作品と漫画家に成長している可能性は有りうる
ほっこりとした空気で満ちながらも、決して、だらだらとストーリーが進んでいる訳じゃなく、キャラクターらの心に起こる変化や、それがきっかけとなる成長も、しっかりと「漫画」という形で表現されている
noho先生が、人と人の繋がり、与え合う好影響を大事にしている人なんだ、とストーリーやキャラ達の会話や行動から伝わってきて、温かい気持ちになれる
人と妖怪が共に暮らせている場所が、話の舞台になっているだけあり、基本的に異なる種族であっても仲が良い、皆
しかし、異なる種族だからこそ起こるトラブルもある
バトルって呼べる表現ではないが、その中にも、大切なものを守るためには、時に「闘う」と言う選択をしなければならないってメッセージを、キャラ達が困難に立ち向かう、勇気ある姿に感じられる
成り立ての猫又が先輩らに様々な事を教わる中で成長していく一方で、カッパの女の子は人間の男の子に淡い恋心を抱く。また、半人前の天狗が、人間の少女に本当の強さを示され、自分の「やり方」が大切な人に心配をかける、正しくないものだったと気付く事で、一皮剥ける様も描かれているので、読み手は飽きない
読みやすくしている事に、コマの配置や、一話のページ数が丁度よいってのも一役を買っているんじゃないだろうか、そう、素人の私なりに感じた
人と妖怪の距離感に心地よさを感じるのは、豊かな自然が良い緩さを醸しているからか
Noho先生が静岡在住の漫画家である事は、しぞーか県人として嬉しく、誇りも感じる。ただ、静岡在住の漫画家であるのを知らなかったとしても、私はこの『となりの妖怪さん』(1)を買っていた
妖怪漫画好きな漫画読みに手に取らせるだけの「何か」が、表紙から滲み出ている
あくまで、素人感覚ではあるのだけど、色遣いが実に好い。リアルって感じではないけど、嘘臭くもない。キャラたちの良さを邪魔せず、それでいて、印象に残る色の塗り方だ
ここに辿り着くまで、noho先生は楽しい苦労をしたんだろう、と感じた
多くの出逢いと様々な経験により、自らの「本質」を見出せた新人(妖怪?)猫又のジローがどう成長していくのか、ジローとむーちゃんの関係がどう変わるのか、どうしたって気になるので、(2)が来年中に出てくれると嬉しい
良い漫画なら、いくらでも気長に待てるのだけど、さすがに待たされ過ぎるのは辛い
ちょい脱線するが、個人的に最新刊はまだかな、とウズウズしてるのは、ヒガアロハ先生の『しろくまカフェ Today’s Special』である
実際のとこ、まだ連載してるのか、どこで連載してるのか、そこから分からないからなぁ・・・・・・
では、話を戻そう
どの回も、心に付いた小さな傷が治っていくのを感じる
その中で、私がグッと来る回は、「猫又vs鵺」だ
ぶちお君は決して、勇敢ではない。けれど、大切な家族を守るために勇気を振り絞り、見事な変化を見せた。その姿には、確かな強さがあった
また、努力に刺激されていた才能ってのは、不意打ち気味の本番で、一気に開花するんだな、と感じたのも大きい
この台詞を引用に選んだのは、化けるのは妖怪だけじゃないなぁ、と思ったので
この頃の子供ってのは、いきなり強くなるんだよな
けれど、その強さは方向性がしっかりとは定まらず、危うい所もある
だからこそ、大人がしっかりとフォローしてあげる必要があるのだ
子供が強くなっていくのを見守る事で、大人もまた成長していく
人ってのは、そういうもんだ、多分 -
この世界好き
-
ついったーでだいたい見た内容だったけど、ちょびちょび読むより流れがわかりやすくてとてもよかった。当たり前かもしれないけど。
徐々にシリアスになっていってて、ドキドキしたまま更新を待ってたんだけど、結果が読めてとても満足した。辛さが身に染みて、ちょっと泣いてしまった。。
買ってよかった。続きも楽しみ。 -
これもなかなかにおもしろい。前のディノともちょっと通じるところがあって、妖怪はいるものとして、その共生のさまが良い感じに描かれている。
-
妖怪と人間が共存している世界が素敵です。特に天狗さんとかは皆優しくて強くて素敵です。
-
■書名
書名:となりの妖怪さん 1
著者:noho
■概要
Twitter発の「異類日常譚」、待望の書籍化!
第一巻では、
猫又・ぶちおの前途多難な未来を描く
「猫又ビギニング」をはじめ、
ここでしか読めない描き下ろし新作エピソードを30P以上収録。
(amazon.co.jpより引用)
■気になった点
一つ一つの物語がさらってした感触を感じさせます。
さらっとしているから行間を読んでね、という感じかな。
妖怪と人間の交流を描ていますが、結局人間特有の悩みを描いている感じです。
さらっと読めるし、面白いけど、個人的にははまらない感じがあります。
なんだろう、漫画の中で人物がしゃべっている言葉が全体的に質感が合わない
感じがします。 -
購入