プロ野球を選ばなかった怪物たち

著者 :
  • イースト・プレス
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  • Amazon.co.jp ・本 (236ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784781617237

作品紹介・あらすじ

彼らにとっての「夢の舞台」はどこだったのか!?
知られざるアマチュア球界のスターの決断と、その人生

すべての野球少年が夢見る舞台、”プロ野球”。そこは選ばれし一握りの者だけが集う、非常に狭き世界である。しかし、高校、大学、社会人野球などで大活躍し、プロが熱望するスーパースターであったにもかかわらず、あえてプロ野球界に足を踏み入れなかった名選手たちがいる。
彼らは何を思い野球に打ち込んだのか。なぜ栄光を胸に秘めながら、現役のユニフォームを脱いだのか。
自らの意志で、自らの道を歩んだ男たちの生き方に迫る!〈br〉
オリンピック日本代表として3連続出場を果たした「ミスターオリンピック」杉浦正則。「小さな大投手」と呼ばれ、星野仙一、田淵幸一、山本浩二、高田繁らがいた六大学黄金時代に不滅の48勝を挙げた山中正竹。社会人野球からパナソニックの重役となり、高校野球の名監督としても知られることになる鍛治舍巧。選手としてオリンピック代表に選ばれ、新日鐵君津、早稲田大学の監督としても、渡辺俊介、森慎二、斎藤佑樹らを育てた應武篤良。慶應大学の絶対的なエースとして53イニング連続無失点記録を樹立するなど、伝説的な活躍を見せながらスッパリと野球を辞めた志村亮。浦和学院の主将としてセンバツで優勝、大学野球でも日本一に輝いたエリート野球人・山根佑太。そして番外編として、東大史上4人目のプロ野球選手として日本ハムに入団し、現在はGM補佐を務める遠藤良平。
これは、一流選手として野球に真摯に向き合い、今なお野球を愛する野球人たちの記録である。


*******************************


第一章 山根佑太――東京六大学のスラッガーはなぜ野球をやめたのか

第二章 杉浦正則――世界の頂点を目指した”ミスター・オリンピック”

第三章 鍛冶舍巧――パナソニック人事部長から高校野球の名監督に

第四章 志村  亮――ビジネスマンを選んだ伝説の左腕

第五章 應武篤良――”プロ”へと育てる”アマチュア”球界の名将

第六章 山中正竹――”小さな大投手”は球界の第一人者へ〈br〉
番  外 遠藤良平――プロに挑戦した東大のエース

感想・レビュー・書評

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  • 鍛治舍巧さんの章が特に印象的だった。

  • それぞれに物語があるなー
    なんてしみじみ感じます。
    自分の力を見極める大切さ等も確かに必要だなぁ。。。
    単純にプロってのは憧れでもあるけれど、いざその世界に入るとなるとあこがれだけで過ごせる世界かどうかはわかりませんもんねぇ・・・
    自分の人生にも置き換えて考えてしまします。

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著者プロフィール

1968年愛媛県生まれ。立教大学野球部4年時に23年ぶりの東京六大学リーグ優勝を経験。大学卒業後、出版社勤務を経てフリーランスに。近著に『補欠のミカタ』、『それぞれの甲子園』『野球と暴力』他多数。

「2022年 『トーキングブルースをつくった男』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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