- Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
- / ISBN・EAN: 9784781619453
感想・レビュー・書評
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あるあるネタが多くて思わず「あるー!分かるー!」と頷いてしまった。よく恋愛の話題にあがる『キスのサイン、セックスのサイン』から、ずっと自分のことばかりを語る『俺プレゼン』や、ダサいを回避しようとする行動がダサいなどなど。めちゃくちゃ面白かったです!
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過激なエピソードは多いけど読んでいくと随所にわかる〜〜〜!!!と共感することが多い。ガンギマリしてないと恋愛はできない、、、
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ほぼ前書「モテとか愛され〜」の整理し直しなのですが、東畑開人さんが加わった「恋愛とコスパ」の章は新しい着眼点があって良かったです。東畑さんの以下の発言がなるほど、と。東畑さんの本をよんでみようと思いました。
>コスパの思想ってなんだろうと考えていたんですけど、「不確実なものに一本の線を引ける」と言うことなのかなと思ったんです。自分が将来どうなるかとか、いま自分がどう言う状況に置かれているかとか、よくわからないじゃないですか。でも、収支計算やコストパフォーマンスという次元に絞って考えて、数値化してシンプルにしておくと、統治しやすくなる。複雑さに耐えられなくなったときに、僕たちはコスパの思想に走っていきがちです。
>その中で唯一「深い」が残っているのが、人との関係性ではないでしょうか。つまり「本当のわたし」はどうでもいいけど、「あなたは本当は私のことをどう思っているの?」という次元においては、僕らはいまでも「深い」とか「本当の」とか「真の」とかが気になり続けているわけですよね。
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痛い、痛すぎる。けど笑えて学べる
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私を含め男という生き物はどうしてこんなにもアレな振る舞いばかりしてしまうのか?いやぁ…キツかった。自分は学生時代から今に至るまでホモソーシャルなコミュニティに数多く属してきた自覚があるので、読み始めて最初は苦笑い→最終的に頭を抱えることに。欧米のトキシック・マスキュリニティ文脈とも合致する全男性必読の一冊。
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cakesの連載も楽しみに読んでたけど、まとまった形になって読むことができて嬉しい。
男の人の行動が、実は個人個人の問題ではなくジェンダー規範が背景にあるということなのだけど、難しい語りではなくて、それぞれのメンバーや相談者からの体験で描かれているので読みやすい。
ホモソーシャルっぽい考え方って、男の人だけが持ってるものではなくて、女の人にもあるのではと思った。仕事の場面でもふいにそれを自分にも感じたりして、誰かを苦しめたりしてるのかなと。