- Amazon.co.jp ・マンガ (160ページ)
- / ISBN・EAN: 9784781620909
感想・レビュー・書評
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会社員の女性・ちろさんがTwitterでつぶやいたお茶目な恋人との日々を、漫画家・はしゃ先生がコミックエッセイに!2016年に同人誌として発表したものに描き下ろしと加筆修正を加えて2022年に発売。「『おやすみ』まで、あと2時間半」を過ごす恋人同士の新感覚のろけ話!4コマや1ページマンガのひと口サイズで届けてくれる甘くて不思議な日常のかけらたち。
のろけ話と聞くとあまーい!みたいな先入観があるかもしれない。しかし、この作品は甘い以上に恋人のキャラが趣深い!ちろさんのことがラブで、自分のことも好きで、毒気がなくて、言葉に独特の世界観を持っているのが素敵。ちろさんを出迎える時に、窓から手を振ったり投げキッスする恋人の全力っぷりが愛くるしい。愛燦燦ならぬラブ燦燦という感じ!
恋人の暴言から始まるケンカで、「ばーか!」「からの~?」「むかつく!」「とはいえ~?」「悪くない…」「むしろ~?」「好き」「よしよし」いなし方が完璧すぎるちろさんに笑う。
恋人がわざとちろさんに罵らせて、その果てに「全然だよ…ラブが…語尾にラブが含まれちゃってるもん…」とやれやれ口調で言うところも好き。謎の自信!たしかにケンカする時は対面に座る。横に座ると許してしまうからというちろさんの告白もあって、二人の関係性の強さがうかがえる。
寝る時に、部屋まで送るよと言って、部屋までの5mデートをする話や、乗り物酔いしたちろさんに「むか~しむかし、めちゃくちゃ安定した村がありました…」から始まる気持ち悪くならない話をしたり、恋人の存在で日常の風景がショートショートやSFのような味わいになって読み飽きない。ぼくもこんな関係性を誰かと築いてみたいなって感じさせてくれる一冊。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
恋人からの逆襲、面白かった。今回書き下ろされた部分は前より丸っこい絵になってた。
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とりとめのないラブな会話とその生活の様子を、大好きなはしゃさんのイラストで
ギョウザになったら人と挨拶しなくてすむよってシュウマイに誘われる夢をみたい