香山哲のプロジェクト発酵記

著者 : 香山哲

• イースト・プレス (2022年11月17日発売)

作品紹介・あらすじ

【内　容】
『ベルリンうわの空』の連載を終えた香山哲が、次なる「プロジェクト」＝「新連載」に向けた創作のアイデアをとことん熟成、発酵させ、次なる連載に辿り着くまでの全過程を公開。

アイディアを生み・実行に移し・続けていく、この一連の流れを「プロジェクト」と捉え、どうすればムリなく・自分らしい方向へと進めるのかを実践していく。

マンガ制作やものづくりだけじゃなく、勉強、仕事、結婚、子育て……人生にやってくる「プロジェクト」に関わるすべての人に贈る、香山流・仕事術＆ライフデザインの書！　

【目　次】
１　人生はプロジェクトの連なり
２　何のために実行するのか
３　ざっくりアイデアを作る
４　エッジを整える
５　登場人物たちを考える
ふろく１　連載というかたちについて
６　読者を考える
７　編集者と意見交換する
８　アイディア倉庫を使う
９　創作として肉付けする
10　自分のリソースを考える
11　連載全体を仮確定する
ふろく２　業績について
12　いいスタートのために
13　不安や心配を整理する
14　完成後をイメージする
15　信頼できる人と話し合う
16　自分をスパークさせる
17　発酵具合を見極める
あとがき

感想・レビュー・書評

[PDfEさんの感想 · 2023年1月30日]

人生の様々な取り組みを「プロジェクト」として捉えてそのプロセスについて深掘りしていて、仕事にはもちろん、生活の中でのやりたいこと全てにとって参考になる。
「〜べき」じゃなくて、あくまで著者自身による開かれた試行錯誤になっていたのが良かった。

著者プロフィール

1982年兵庫県生まれ。漫画家、イラストレーター、ゲームクリエイター、ライター。信州大学理学部生物科学科卒、神戸大学大学院医学系研究科中退。2017年、フランス・アングレーム国際漫画祭オルタナティブ部門ノミネート。『ベルリンうわの空』（プリント版はイースト・プレスより刊行）にて第24回文化庁メディア芸術祭審査委員会推薦作品に入選。ドイツ、ベルリン在住。

「2022年 『香山哲のプロジェクト発酵記』 で使われていた紹介文から引用しています。」