- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784781671550
作品紹介・あらすじ
カオス(混沌)からはじまる宇宙生成で幕を開けるギリシャ神話。次々と神が生まれるなか、父クロノスを倒し、頂点に君臨したのが最高神ゼウスである。オリュンポスの神々は喜怒哀楽が激しく、しばしば愛憎劇をくりひろげ、それは時として星座の物語となった。ヘラクレスやペルセウスなどの英雄たちも舞台に同居しながら、冒険譚、恋愛劇などが縦横無尽に展開される。世界中で親しまれている神話の世界をキャラクター&エピソード満載で紹介!
感想・レビュー・書評
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《感想》
情報がまとまっているという意味では良いが、個人的には著者らの文章や本の構成はいまいちだと感じた。代名詞が誰を指しているか2通りに解釈できる文章や、目的語を省略した文章、認知的に負担がかかる体言止めの乱用(体言止め自体が悪いとは言わないが)など、読者にやさしくない駄文が多いと感じる。1章の時点で登場人物が多すぎて追うのが大変であり「ゼロからわかる」の題名に沿っているとは言い難い。序盤はゼウス周辺にだけ焦点をあてる、とか、初心者への配慮は工夫の余地があったように思う。
《メモ》
①ギリシャ神話は神と人間が同じ世界にいたころの物語。
②ゼウスはギリシャ神話における主神。全知全能の神であり天候を操る天空の支配者。
③ハデスは冥界の王。死を司るという性質から無慈悲で冷淡。
④クロノスは主神ゼウス、海王ポセイドン、冥王ハデスの父。父殺しの神でもあり権力への執着から自らの子どもも次々と飲み込む。
⑤パンドラの箱の底には希望が残っているというが、希望こそが最大の厄災という解釈もある。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2022読了
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ギリシア神話は生活の中で意外にたくさん出てくる。その有名なものは知っときたい。ある程度有名な話は網羅してあってよい
難易度 中
感動★☆☆☆☆
涙線☆☆☆☆☆
興奮★★☆☆☆
感心★★★☆☆
伏線☆☆☆☆☆