気象予報士という生き方 (イースト新書Q)

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  • イースト・プレス
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784781680842

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  • 前半は森田さんが気象予報士として独立し、活躍するようになるまでの半生。後半は気象予報士と気象の仕事の説明と考え方。若い人たちは後半の方が必要だろうが、年寄は前半の方が興味深い。
    あと、ここにあまり書かれていないのはネットを利用した情報発信。TV・ラジオなどでの気象情報は時間が限られるものがほとんどだがネットを使えばさらに詳しい情報が伝えられる。「おわりに」で言及されている2022年の梅雨明け時期(結果的に一か月ずれた)の問題でも予報士がたとえこういうことがあるかもと考えていてもTV等では話す時間がない場合がほとんど。ネットで情報を見ているとその辺の悩ましい状況が予報士さんから発信されていた(例えばウェザーマップの増田さん)。これからはネットの情報をどのように発信してみんなに見てもらえるようにするかというのも重要になっていくのではなかろうか。

  • 新たなことを知り得た程度

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著者プロフィール

お天気キャスター、気象予報士。ウェザービジネスを展開する「ウェザーマップ」、気象予報士養成講座を運営する「クリア」の代表取締役。1950年、愛知県に生まれる。日本気象協会東海本部、同東京本部を経て、41歳のときに独立し、フリーランスのお天気キャスターとなる。定年前の独立は、気象協会初。独立後は、天気キャスターとして活動する一方、後進の育成に力を注ぎ、多くの「森田チルドレン」を輩出している。無類の読書好きで、目につく本は片っ端から購入する。蔵書数はあまりに多すぎて不明。著書に『理不尽な気象』(講談社+α新書)、『大手町は、なぜ金曜に雨が降るのか』(梧桐書院)、『なる本気象予報士 改訂第5版(なる本シリーズ 5)』(週刊住宅新聞社)、『雲の不思議がわかる本―種類や形で天気がわかる!(子供の科学サイエンスブックス)』(誠文堂新光社)、『空と天気のふしぎ109』(偕成社)などがある。

「2014年 『「役に立たない」と思う本こそ買え』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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