貴公子の贄姫 (ソーニャ文庫)

著者 :
  • イースト・プレス
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784781696973

感想・レビュー・書評

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  • うん!“ソーニャ”だったわぁ〜‼︎
    全てが歪んでいて世界観が出てました‼︎
    ヒロインに害をなす者たちを【毒虫】と呼び、全ての毒虫を排除するヒーローも自らも毒虫と認め、そんなヒーローの歪んだ独占欲の愛を受け入れる聖女のようなヒロインも仄暗い歪みの愛で薄ら寒さを感じました(^_^;)。
    【番外編】『王配殿下の子育て事情』★4子育てしながら2人も正常な心を取り戻していく……
    本編の歪みが明るい未来に変わっていくような素敵な話でした♪

  • ほどよくドロドロ執着でおもしろかった。

  • 王女のブランシュと侯爵家のアルマン。お互いのことを大切に思っているのは間違いないのに、2人とも自分は相手に相応しくない。と思っているのがもどかしい。それぞれ理由は違うけれど、自己評価が低いのも悲しいし。ブランシュのことだけが大切で、なにをするにもブランシュの利益を考えているアルマン。アルマンが正しいとは言えないけれど、ブランシュが辛い状況から抜け出して幸せになるにはアルマンが必要だったのは間違いなさそう。

  • 感情が欠落した貴公子ヒーロー×不遇不幸な王女ヒロイン

    いやー重い!そして暗い!
    って言っても色々複雑に絡んだ事情があってのことなので、ハッピーエンドだけど苦い終わりとかじゃないから、読了後は案外さっぱりする作品。毒々しいのにクセになりそうな面白さがありました。

    結構シリアスなんですけど、ヒーローがヒロインに対してガンガンアピールしてくるので、ラブな部分でも大変満足です。良い意味で強引攻めって最高です。

    人が死んだりするので苦手な方は避けられた方がよろしいかと思いますが、大丈夫な方にはおススメです!

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著者プロフィール

2011年より小説の執筆を開始。2015年に「氷将レオンハルトと押し付けられた王女様」で出版デビューに至る。

「2020年 『財界貴公子と身代わりシンデレラ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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