狂獣騎士は救国の聖女を溺愛で蕩かせたい (ソーニャ文庫)

著者 :
  • イースト・プレス
4.00
  • (2)
  • (0)
  • (2)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 20
感想 : 2
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784781697505

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 自ら戦場で旗を振り、三百年戦争と呼ばれた戦いに終止符を打った、まさに救国の聖女と呼ばれるに相応しい圧倒的光属性のヒロインと、そんな彼女を護ることで生きる意味を見出すヒーロー。
    たがそんな彼女を目障りに思う義母である皇妃により、辺鄙な北の地へ、数人の騎士(もちろんヒーローも)と共に左遷されてしまう。
    しかしその生活は城での生活よりも穏やかなもので、領民との信頼関係も築きながらまったりスローライフ…とはソーニャでいくはずもなく。
    どんな事件が起こるのかとハラハラしました。
    ヒロインがいないと、もはや人として生きていけない、殺戮することしか考えられない獣に成り下がってしまうヒーローが痛々しくもあり、そこまで彼女を愛しているのだと思うと、まさに歪んだ愛は美しいのだと思った。
    とても面白かったです。

全2件中 1 - 2件を表示

著者プロフィール

茨城県在住。2012年頃よりWEBに小説を投稿しはじめる。2015年に連載を開始した「コンカツ!」でアルファポリス「第8回恋愛小説大賞」大賞を受賞。2016年、同作にて出版デビューに至る。

「2020年 『旦那様、その『溺愛』は契約内ですか?』 で使われていた紹介文から引用しています。」

桔梗楓の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×