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- Amazon.co.jp ・本 (157ページ)
- / ISBN・EAN: 9784783709572
感想・レビュー・書評
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友部さんのうた、そして言葉は僕にとって最後に訪れた青春であるようにおもう。
そして恥ずかしながらその最後の最後での青春の一瞬の輝きから逃れられないで今まで生きてきてしまっている。
中古で買ったレコードプレイヤーで『誰も僕の絵を描けないだろう』を初めて聴いた夜が忘れられない。
この上なく透き通って、白黒の映画のようにざらついた夜だった。
あれからぼくはたくさんの濃厚な時間を過ごすことが出来た。
彼のレコードを初めて聴いた夜にはとてもじゃないけど想像出来ないことがいっぱいあった。
時折、疲れて頬杖をついていたとき、ふと目を上げ夜のガラスに映った自分が、『にんじん』の裏ジャケの友部さんのようで嬉しくて疲れなんて飛んでしまった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
こうしてにんじんみたいに手足をはやしているとまるでなにもかも悲しいみたいだよ。