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- Amazon.co.jp ・本 (112ページ)
- / ISBN・EAN: 9784783721635
感想・レビュー・書評
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全体としてはあまりよく分からない。時々引っかかることばやイメージがある。
・心臓で卵を飼う日々だ/よっつの真っ赤な部屋で/ひとつずつ不揃いの/卵をあたためるのだ(p38「告白」)
・とても死ぬ きれいね(p64「しゃくやく」)
イメージが印象的だったのは「素晴らしい日々」「プレゼント」等。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
相手とのつながりを訝り、破壊し、再度接着させていく行為に、そこはかとない孤独を感じてしまう。安易に人と人とはつながれないし、そのつなぎ目もすぐほどけるとも限らないことを、詩人は自身の変革から逃避し、故意に受容しないでいるのだと思う。
その先に何があるのですか?だからとても寂しい。 -
アスファルトの上を、裸足で歩いている人がいる。こちらからはじっと見守っているだけ。そんな感覚。
孤独と憂鬱を吐き出す。いつまでも裸足じゃ危ない。靴を差し出し抱きしめてあげたくなるような、そんな詩集。 -
大好きな詩人さんの詩集です。
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