やがて魔女の森になる

著者 :
  • 思潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (112ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784783737643

作品紹介・あらすじ

シスターフッドの未来


もう知らない誰かに勝手に使われたり奪われたりしなくていい
かわいいとか幸せそうとかおもわれなくてもいい
わたしがわたしじゃなくたっていい森の
秘められた水の辺にはわたしかもしれないひとたちがいる
(「世界が魔女の森になるまで」)

あなたはもうひとりのわたしなのかもしれない。だからこれはひとりの、わたしたちの声。話題となった「世界が魔女の森になるまで」(「早稲田文学増刊「女性号」」初出)を収録。高見順賞受賞の『Tiger is here.』以後、着実な歩みを見せる新詩集。装画=イケムラレイコ 装幀=白本由佳

感想・レビュー・書評

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  • 女の本屋 > 著者・編集者からの紹介 > 川口晴美詩集『やがて魔女の森になる』   投稿◆川口晴美 | ウィメンズアクションネットワーク Women's Action Network
    https://wan.or.jp/article/show/10378#gsc.tab=0

    魔女の森へ – Edge – ART DOCUMENTARY
    https://bit.ly/3X6dNG9

    Leiko Ikemura - イケムラレイコ
    https://leiko.info/jp/

    思潮社 新刊情報 » 川口晴美『やがて魔女の森になる』
    http://www.shichosha.co.jp/newrelease/item_2766.html

  • 諦めているようで力強く
    怒っているようで優しい
    異議申し立ての美しいことば

    そうだね何もしなくても林檎で桃色の頬だった頃は
    大人になるって体がおおきくなることだと思ってた
    ばらばらになることだなんて思ってなかった
    指も唇も頬もあそこもじぶんのものなのに
    少しずつじぶんじゃない誰かのもの
    (p.64)

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著者プロフィール

福井県小浜市出身、東京在住。最新詩集『やがて魔女の森になる』(思潮社)。他に、詩集『半島の地図』(第10回山本健吉文学賞)、『Tiger is here.』(第46回高見順賞)など。いくつかの大学で非常勤講師をつとめているので、二〇二〇年度春いきなり遠隔授業をしなければならなくなって大変だった。大学によって方針もシステムも微妙に違うのがしんどい。「空気の日記」の頃は渋谷区神宮前に住んでいた。二〇二二年一月世田谷区に転居。

「2022年 『空気の日記』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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