- Amazon.co.jp ・本 (301ページ)
- / ISBN・EAN: 9784783822479
感想・レビュー・書評
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著者がまとめたかったもののひとつは、老いてゆく哀しさ恐ろしさである。
老いているという自覚がない故に詐欺もどき未遂事件に遭う。
ふたつめは、誰もが安全で住みよい終の住処を求めているのに、この情報社会では本当に必要な情報は届き難いという現実である。
福祉について理解している人は少ないのでは…と思う。
実際、自分に関わることではないから…と今は思っているのだかこの先はわからない。
そのときに慌てても勉強不足だとおかしいとわからずに成り行きに任せてしまいそうでこわい。
ひとりになって右往左往してしまうのかなと思うと情報はほしい。
年寄りがひとりで生きることを余儀なくされる時代である。
マスメディアにはひとりが自由でいいと元気な高齢者がいるが絶対に大丈夫なのか?と思わずにはいられない。
からだが悪くなれば介護保険のケアマネやヘルパー、医療保険で医者やナースの世話になる。
ところがその専門家による盗み、虐待、セクハラ被害も後を経たない。
被害をなくすために自分がカモられないためにもしっかりと確かな情報を得て今後の老後に備えなければと思った。
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うーーん、この人、別にカモられてないんすよ。
単に自分の確認不足だったり、思い込みだったりで期待してたのと違う=カモられたって認識。ものすごく上から目線なのにどこか卑屈で。
これでカモられたって言われたらたまらんなぁ、というのが正直な感想。
ただ、人生100年自立して老いていこうという志は素晴らしいと思う。
社会的に有為な存在でありたい、という気持ちも。
この前向きな姿勢、年取ってるだけで特に不調のない頑健な体、旺盛な気力、もろもろが空回り、上滑りしてるんでしょうな。
こういう老人が近所にいたらイヤだな。