近代の超克 -あるいは近代の横超 (石塚正英著作選 社会思想史の窓6)

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  • Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784784515295

作品紹介・あらすじ

人類史は時間環境軸における過去と現在の相互往還(歴史知的座標軸)の過程、および、空間環境軸における我と汝の相互往還(身体知的座標軸)の過程にある。近代文化=欧米文化は非近代文化=非欧米文化との連合から生まれた通時的および共時的なハイブリッドである。20世紀末に行き詰まった欧米文化の突破口は、おそらく非欧米文化との通時的・共時的連合であろう。近代の横超である。

著者プロフィール

石塚正英(いしづか まさひで)1949年、新潟県上越市(旧高田市)に生まれる。立正大学大学院文学研究科史学専攻博士後期課程満期退学、同研究科哲学専攻論文博士(文学)。1982年~、立正大学、専修大学、明治大学、中央大学、東京電機大学(専任)歴任。2020年以降、東京電機大学名誉教授。2008年~、NPO法人頸城野郷土資料室(新潟県知事認証)理事長。

著作
歴史知のオントロギー ―文明を支える原初性、社会評論社、2021年
価値転倒の思索者群像―ビブロスのフィロンからギニアビサウのカブラルまで、柘植書房新社、2022年
フレイザー金枝篇のオントロギー ―文明を支える原初性、社会評論社、2022年
歴史知の百学連環 ―文明を支える原初性、社会評論社、2022年
歴史知のアネクドータ 武士神道・正倉院籍帳など、社会評論社、2022年
ほか多数

「2023年 『バロック的叛逆の社会思想』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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