生死 ─看取りと臨終の民俗/ゆらぐ伝統的生命観 (叢書・いのちの民俗学3)

著者 :
  • 社会評論社
1.00
  • (0)
  • (0)
  • (0)
  • (0)
  • (1)
本棚登録 : 15
感想 : 2
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784784517015

作品紹介・あらすじ

先立つ人から教わる「死」の現実。生死をくり返し歴史はつくられてきたはずだが-。民俗の実例をたぐりよせ"死の学習"へ誘う。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 三葛館一般 385||SO||3

    保健看護学部 鹿村眞理子先生
    本書は、日本人が伝統的に持ち続けてきた死生観について、事例を挙げてわかりやすく述べています。医学も看護学も、生まれてから死ぬまでの人の一生に関わる学問です。ですから、日本人が育んできた「いのち」に対する考え方や、老人の役割、そして看取りについて知ることはとても大切です。将来医療を担う学生の皆様に、これから迎える超高齢社会に対してどのように知恵を絞っていくべきか、手がかりを与えてくれると思います。

    和医大OPAC →http://opac.wakayama-med.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=58847

全2件中 1 - 2件を表示

著者プロフィール

1954年群馬県生まれ。1976年國學院大学卒業。伊勢崎市職員、新潟県立歴史博物館参事、日本工業大学建築学部教授を歴任。現在、放送大学客員教授、成城大学大学院文学研究科非常勤講師。博士(文学・筑波大学)、博士(歴史民俗資料学・神奈川大学)。

単著:
『群馬の暮らし歳時記』(上毛新聞社、1988年)、『葬式と赤飯─民俗文化を読む─』(煥乎堂、1995年)、『平成くらし歳時記』(岩田書院、2004年)、『誕生と死の民俗学』(吉川弘文館、2007年)、『叢書・いのちの民俗学1 出産』(社会評論社、2008年)、『叢書・いのちの民俗学2 長寿』(社会評論社、2009年)、『叢書・いのちの民俗学3 生死』(社会評論社、2010年)、『群馬を知るための12章─民俗学からのアプローチ─』(みやま文庫、2012年)、『産屋の民俗』(岩田書院、2022年、日本民俗建築学会竹内芳太郎賞受賞)

共編著:
『日本人の一生─通過儀礼の民俗学─』(八千代出版、2014年)、『年中行事の民俗学』(八千代出版、2017年)

「2023年 『日本民俗学の萌芽と生成』 で使われていた紹介文から引用しています。」

板橋春夫の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×