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- Amazon.co.jp ・本 (238ページ)
- / ISBN・EAN: 9784784519170
作品紹介・あらすじ
自由民権運動に起きた「演歌」が縁日の風景に和むまで…東京市民の心情風景ソングのストリートシンガー添田唖蝉坊演歌と社会誌をミックス。
感想・レビュー・書評
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ずいぶん前のことですが、小沢昭一さんの歌う「金々節」をYouTubeか何かで観て、添田唖蝉坊という人を知りました。ちなみにタイトルの「演歌」とは、今で言う演歌ではなく、明治期の自由民権運動の中で生まれた、政治の風刺や啓蒙のために歌われた壮士節が起源とのこと。演説の代わりの歌という感じでしょうか。ちなみに「東京節」(替歌「ドリフのパイノパイノパイ」と言った方が早いでしょう)の作者、添田知道の父親だそうです。本書は55作品の歌詞と研究者による寄稿、資料やコラムという構成。YouTubeで歌を検索して、いったいどんな歌だったのか聴いたりしています。
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