- Amazon.co.jp ・本 (251ページ)
- / ISBN・EAN: 9784784812677
感想・レビュー・書評
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マクロ経済は、国の全体の経済、マクロ経済をよく学ぶと、国にヒトの生活によくなれると思います。
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著者は、前回と同じで茂木氏である。
率直に言わせてもらうと、クルーグマンの経済学よりも断然こちらの方が分かりやすい!
クルーグマンの経済学を読んだ人なら知っていると思うだろうが、
【クルーグマンの経済学の欠点と思われる点】
1.最初の説明で投資と貯蓄関係に関してグラフが出てこない。
いや、出てくるんだけど、”貸付金”という説明になっている。
2.漠然とAD-ASモデルが現れる
3.略語の説明が一切ない。(SRAS,MPC,etc)
4.グラフが少ない。
つまり言葉の説明が異様に多くて、グラフで理解するものも言葉でなんとなく
理解するようなテイストになっている。確かにそれも大切。しかしグラフを
説明してくれないと・・・。もっと詳細に・・・・。
本書は、AD−ASモデル、IS−LMモデルの説明まで詳細に簡単に説明してくれる。
しかも、多くのグラフを使って。財市場と利子率、貨幣市場と利子率、実質国民所得と物価、
労働市場の均衡などなど。このような基礎を徹底的に、詳しく説明してくれるので
後のモデルを理解しやすい。
ただし、ミクロ経済学と同じで、漏れはある。
その点は、クルーグマンの経済学で補えばいいし、最新の知識もそちらで補えばいい。
しかし、基礎はこっちをやっておけば十分だろう。
しかも、費用対効果でもいいと思う。
なぜなら、要点を少ないページで、かつ分かりやすく説明しているので、時間が掛からずに
基礎経済学をインプットできる。恐らく、1〜2日あれば十分だろう。
クルーグマンの経済学やマンキュー、その他の大書を読む前に、ぜひ手軽に手にとって、
読んで欲しいと思う。さすが、講師の方が書いた本だ。 -
これはすごい。
これだけでマクロのコツをつかめます!