曲線と曲面の微分幾何

著者 :
  • 裳華房
3.88
  • (12)
  • (7)
  • (12)
  • (2)
  • (0)
本棚登録 : 272
感想 : 20
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784785310912

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 確か学生の頃に少し読んだ。久しぶりにまた読んでみたが、丁寧な語り口で、改めて名著だと思う。偉い先生が書く本は難しいことが多いが、小林先生は超偉いのに語り口は優しい。「...の正体はもっと進んだ微分幾何の本を読まないとわからないが、ここでは次のように考えるだけで充分である。」といった解説が易しい。共変微分や測地線、クリストフェルの記号も出てくるので、一般相対論を学びたい人にも良い本ではないかと思う。

  • 古典的な微分幾何ではこの本が定番となっているようです。

    多様体の概念や、位相の概念をうまく避けて説明されているので、努力すれば、私でも読めました。

    ところどころ、詳細な説明を避けている部分があるので、たとえばクリストフェルの記号の意味はどうなった?とかありますが、演習問題にも丁寧な回答があるので、なんとか最後まで読める内容です。

  • 20110406 Amazonマーケットプレイス

  • 名著です。

全20件中 11 - 20件を表示

著者プロフィール

カリフォルニア大学名誉教授、Ph.D.。1932年 山梨県に生まれる。東京大学理学部卒業。プリンストン高等研究所研究員、マサチューセッツ工科大学研究員、ブリティッシュ・コロンビア大学助教授、カリフォルニア大学バークレー校助教授・副教授・教授などを歴任。2012年逝去。主な著書に『曲線と曲面の微分幾何(改訂版)』『微分積分読本』『円の数学』(以上 裳華房)、『複素幾何』『顔をなくした数学者』(以上 岩波書店)、『ユークリッド幾何から現代幾何へ』(日本評論社)などがある。

「2023年 『接続の微分幾何とゲージ理論(新装版)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

小林昭七の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×