- Amazon.co.jp ・マンガ (310ページ)
- / ISBN・EAN: 9784785946692
感想・レビュー・書評
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この巻は、「時間城の海賊」、「アンドロメダの雪女」と力作が続く。読みごたえあり。
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ハーロック男前、ラーメン美味そう、車掌さんかっこいい、ネコさんの可愛い巻。
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“「鉄郎」
「え」
「覚悟をしてなさい」
「え」
「ヘビーメルダーで私が帰らなくても………
999に戻らなくても…………
一人で旅を続ける自信があるわね」
「ひとりで…」
「ええあなた一人でね
私はヘビーメルだーでしなければならないことがある
どうしてもしなければならないことが……」
「ぼくもてつだうよ」
「いいえこれは私が自分でしなければならない大切なことよ!!」”[P.14]
「時間城の海賊」
「アンドロメダの雪女」
「ヤーヤボールの小さな世界」
「フライング・クロ」
“「鉄郎も私のトランクの中が見たい?」
「え……
ぼくは機械の体をもらうためにメーテルと旅してるんだそれだけでいいよ」
「いつか必ず見せてあげるわ
鉄郎と別れる時が来たら…」
「別れる時が来たら……」”[P.273] -
999に限らず、松本零士作品は漫画であると同時に詩です。それを僕はよく思います。999のテーマは人間の限りある命の美しさ。鉄郎の逞しさとメーテルの優しさに憧れて、そして独特の世界観やひとつひとつの物語の儚さが好きで、僕は中学時代かなり熱中して999を読んだものです(当時、地元の図書館が試験的に漫画を貸し出すようになって、そこで借りたのが999だったんですよね)。
「旅はまだ続く」という一文で終わった999が本当に連載を再会したときの驚きったらありゃしません。 -
アンドロメダの雪女が収録されているのはここら!