銀河鉄道999 (14) (少年画報社文庫 1-14)

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  • 少年画報社
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  • Amazon.co.jp ・本 (261ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784785947545

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  • “「嘘だろう 嘘だよねメーテル!!」
    「これは現実よ
    太陽系が…全生命もろ共…吹き飛んだ!!消滅した!!
    種の起源を地球に持つ人類を恐れていた…
    …「敵」が…大地を消した…母なる大地と生命の源を消した
    太陽に手を加えて……」
    「そんな……そんな!! こんな事になるんだったら!!
    それじゃ…それじゃ…僕は…僕は…何のために999に乗って旅に出たんだ!!
    地球を元の地球に戻したいと思ったからだった…
    親から子…その子から次の子供へと…
    生まれ出て永遠に続く命のために…」”[P.44_太陽系消失]

    「太陽系消失」
    「空間騎士『地獄の聖母<ヘルマザリア>』」
    「トロフィーハンター」
    「普通の星」
    「惑星『静かな夢』」
    「クイーンエメラルダス」
    「考える星」

    “「でも…いつかロウエルも気づく…母を倒したのがこの僕だと…
    ロウエルとその妹と…戦う時がいつか来る…」
    「お互いが体験を積んで……この世の道理を理解し合える時に巡り会えば…
    戦う事はないわ 理性がお互いの立場を自然に教えてくれる
    お互い高等生命体としての自覚があれば!!
    だから…ロウエルとの再開には時間が必要なの……
    その時間は私が作る…私はけっしてあなたを裏切らない!!
    命ある限り絶対に!!けっしてあなたを裏切らない!!
    これだけは 忘れないで 鉄郎」”[P.246_考える星]

  • 999に限らず、松本零士作品は漫画であると同時に詩です。それを僕はよく思います。999のテーマは人間の限りある命の美しさ。鉄郎の逞しさとメーテルの優しさに憧れて、そして独特の世界観やひとつひとつの物語の儚さが好きで、僕は中学時代かなり熱中して999を読んだものです(当時、地元の図書館が試験的に漫画を貸し出すようになって、そこで借りたのが999だったんですよね)。

    「旅はまだ続く」という一文で終わった999が本当に連載を再会したときの驚きったらありゃしません。

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著者プロフィール

1938年、福岡県生まれ。マンガ家。1953年に「蜜蜂の冒険」でマンガ家デビュー。以来、少女マンガ、動物マンガを経て、少年マンガ、戦場マンガ、SFマンガなど多彩なジャンルの作品を発表する。いまも現役の日本を代表するマンガ家の一人。著者『男おいどん』『宇宙戦艦ヤマト』『銀河鉄道999』『宇宙海賊キャプテンハーロック』など多数。

「2018年 『零士のメカゾーン 新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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