なぜ未だ「プロヴォーク」か―森山大道、中平卓馬、荒木経惟の登場 (写真叢書)

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  • 青弓社
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  • Amazon.co.jp ・本 (209ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784787270627

作品紹介・あらすじ

森山大道、中平卓馬、荒木経惟の登場写真叢書4-7872-7062-11968年に創刊された「プロヴォーク」──同時代のリアリティを定着した写真家たちの同人誌は時代を画する徴となった。森山大道、中平卓馬らの写真と言説をひらいてその経験を跡づけ、女陰と都市と死をめぐる修験者・荒木経惟の深淵を覗く。

感想・レビュー・書評

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  • [ 内容 ]
    ’68年に創刊された「プロヴォーク」―同時代のリアリティを定着した写真家たちの同人誌は画期の徴となった。
    森山大道、中平卓馬らの写真と言説を展いてその経験を跡づけ、女陰と都市と死を巡る修験者・荒木経惟の深淵をのぞく。

    [ 目次 ]
    同時代的であること―写真家とは誰か
    “キャパの白痴”へ旅立つのだ―「プロヴォーク」・68年への退歩
    短い夏の親友―森山大道と中平卓馬
    異形の人―牛腸茂雄の記憶
    写真の黙示録―中平卓馬をめぐって
    荒木経惟は観音道の修験者である―魂消る写真と混浴民主主義
    ギャルの時代の荒木経惟『少女物語』
    ヌードと二台のカメラ―篠山紀信&荒木経惟

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著者プロフィール

1946年、東京都生まれ。1968年、慶應義塾大学経済学部卒業。弘文堂を経て毎日新聞社に入社。「カメラ毎日」編集長を経て、クロニクル編集長を担当、『昭和史全記録』『戦後50年』『詳細阪神大震災』『20世紀の記憶』ほかを編集し、2000年に退職、2001年11月、本書刊行直後に死去。著書『なぜ未だ「プロヴォーク」か』『写真的記憶』(ともに青弓社)、『新編「昭和二十年」東京地図』(ちくま文庫)、『暗闇のレッスン』『写真のよそよそしさ』(みすず書房)ほか。

「2001年 『20世紀写真論・終章 無頼派宣言』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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