東京下町に眠る戦国の城・葛西城 (シリーズ「遺跡を学ぶ」 57)

著者 :
  • 新泉社
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  • Amazon.co.jp ・本 (93ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784787709370

作品紹介・あらすじ

東京の下町、葛飾区青戸にかつて戦国の城があった。上杉氏によって築かれ、小田原北条氏が攻略し、長尾景虎(上杉謙信)の侵攻、北条の再奪取、秀吉の小田原攻めによる落城と幾多の攻防がくり広げられた。関東における戦乱の最前線となった葛西城の実態にせまる。

感想・レビュー・書評

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  • 東京の下町、葛飾のあたりは戦国時代に城があり、激戦の地でもあった。
    現在の東京とも、時代劇の江戸とも違うかつてのこの地の歴史をこの本で知ることが出来て、非常に感動した。
    今は東京に足を延ばす機会がいつ来るか、見通しも立たない日々だが、折角なのでいつか城跡を訪ねてみたいと思う。

  • 京成・青砥駅近くの戦国城址・葛西城の発掘調査結果を踏まえ、葛西氏の消長なども多くの図版を交えて平易に。

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著者プロフィール

東京都葛飾区生まれ。国士舘大学文学部卒。歴史学博士(駒澤大学)。主に江戸・東京をフィールドとして、通史的に人々の暮らしや文化・環境の変遷、飲食文化、文化遺産の保存と活用などを研究。立正大学・明治大学・國學院大學・和洋女子大学非常勤講師のほか、NHK Eテレ「NHK高校講座」日本史を担当。また、NHK「ブラタモリ」にも出演。現在は葛飾区産業観光部の学芸員として勤務し、東京家政大学兼任講師も務めている。主な著書に、『都市計画家(アーバンプランナー)徳川家康』(エムディエヌコーポレーション)、共著に『海の日本史 江戸湾』(洋泉社)などがある。

「2022年 『家康の都市計画』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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