台湾人四百年史 新装版: 秘められた植民地解放の一断面

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  • 新泉社
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  • Amazon.co.jp ・本 (782ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784787794017

作品紹介・あらすじ

1635年にオランダに支配されて以来、清・日本・中国蒋政権と400年にわたって異民族の支配を受けてきた台湾。圧政のもとにさらされてきた台湾民衆の苦悩と闘争の歴史を語り、民族の解放に生涯をかけた著者が、情熱と信念をもって書きつづった台湾人の手になる初めての台湾通史。

著者プロフィール

本名:施朝暉。台湾独立運動家、教育家、歴史学者。1918年台湾台北出身。早稲田大学政治経済学部在学中、社会主義思想に目覚め、1942年の卒業と同時に中国へ。中国共産党の情報工作員としてスパイ活動に従事し、1946年以降、党幹部養成校の華北連合大学、華北軍政大学で学ぶ。鄧小平の命で捕虜の台湾人兵部隊「台湾隊」を組織。1949年、党の実態に絶望し脱走、台湾へ帰国。1950年に「台湾独立革命武装隊」を立ち上げ蒋介石暗殺を計画するが失敗し、1952年に日本へ亡命。以後40年間、東京池袋で中華料理店「新珍味」を営みながら「独立台湾会」を統率し、台湾独立のための地下工作を物心両面で支援。1962年に台湾市民の視点で書かれた初の台湾通史『台湾人四百年史』を上梓。国民党政権のブラックリストに載る最後の台湾人となるが、1993年帰国。台湾全域で精力的に独立のための啓蒙活動を行い、2001年「史明教育基金会」設立。過去の総統選では民主進歩党の陳水扁や蔡英文を支援し、2016年、総統府資政(総統上級顧問)に就任。

「2018年 『100歳の台湾人革命家・史明 自伝 理想はいつだって煌めいて、敗北はどこか懐かしい』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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