- Amazon.co.jp ・本 (104ページ)
- / ISBN・EAN: 9784787820532
感想・レビュー・書評
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マルチレベル分析をしようと思ったときの最初の1冊。マルチレベル分析とは何なのかを知るにも最適な1冊である。
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三葛館医学 490.19||FU
「マルチレベル分析」をご存じですか?
一言で言うと、「階層構造を持つデータの適切な分析手法」のことです。本書を少し読み進めると、なるほど、保健看護学領域の研究にも階層構造を持つデータを扱うものがたくさんありそうです。
著者らによると、まだまだマルチレベル分析はあまり知られておらず、マルチレベル分析を使うとより研究テーマに沿った解釈ができる研究が多くあるとのことです。
本書では、「マルチレベル分析」を実用できるように、たくさんのケースを用いて解説されています。各種統計パッケージでも「マルチレベル分析」を簡単に実施できるそうですので、先生方や大学院生の方にもおすすめしたい一冊です。
目次----------------------------------------------
PartⅠ 準 備
第1章 マルチレベル分析とは:イントロダクション
第2章 マルチレベルの三つの目的
PartⅡ 統計モデル
第3章 マルチレベル分析の統計モデル(前編)
第4章 マルチレベル分析の統計モデル(後編)
PartⅢ 事 例
第5章 目的1:階層構造を考慮した分析
第6章 目的2:マクロレベル変数の影響を調べる
第7章 目的3:マクロレベル間の変動の有無を調べる、また変動を説明する
PartⅣ 分 析
第8章 統計ソフトの紹介
第9章 階層構造を考慮した分析の事例
第10章 マクロレベル変数の影響を調べた事例
第11章 マクロレベル間の変動の有無を調べる
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