残照の中の巨樹 正徹 (日本の作家23) (日本の作家 23)

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  • 新典社
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  • Amazon.co.jp ・本 (269ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784787970237

作品紹介・あらすじ

応仁の乱を前にして、王朝時代の残照が今にも消えようとする中に立つ巨樹、正徹。「幽玄」の理念を核に王朝和歌の伝統を継承したその作品は、難解だが魅了され心に残る。市井の庵を拠点に、生涯に三万余首の和歌を詠んだとも言われる、この特異な中世歌人の姿をあざやかに描き出す。

著者プロフィール

村尾誠一
東京都生まれ、学習院大学文学部卒。東京大学大学院博士課程単位取得退学。博士(文学)。東京外国語大学で長年教鞭をとり、現在名誉教授。主な著書に『中世和歌史論 新古今和歌集以後』(青簡舎/2009年)、『藤原定家(コレクション日本歌人選)』(笠間書院/2019年)など。

「2022年 『教養としての日本古典文学史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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