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- Amazon.co.jp ・本 (206ページ)
- / ISBN・EAN: 9784788513488
感想・レビュー・書評
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「ナワバリ」と「順位」で家を説いてみると、いろいろと面白い。家父長制から家族平等に移ってきて、順位制もナワバリ制に変化した、ようにも思えるが、実は家父長の代わりに母主導型になっているのではないか。その場所が誰のナワバリかを見極めるには、しつらいを誰が仕切っているかを聞くと大抵当たるという。父親は「書斎」とか「庭」とかだけにナワバリを与えられて汲々としている。子どもは親のナワバリで順位も低い。家族の形態は変わってきているはずだけど、結局日本のすまいは靴を脱ぐ床上文化と家族温情主義なのか。確かに現代の家にはハレの場がない。復習のようでいて予習のようでもある。というわけで、特に1、2章と7章に注目。
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【配置場所】工大選書フェア【請求記号】365.3||K【資料ID】91132444
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