論理ガール 〜Lonely Girl〜 人生がときめく数学的思考のモノガタリ

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  • 実務教育出版
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感想 : 20
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  • Amazon.co.jp ・本 (318ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784788919532

感想・レビュー・書評

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  • ・数学をビジネスに活かす
    ・人生を論理的に観察する。 
    ・そして、最後は論理だけでは人生は生きていけないことを教えてくれる

    本当に素晴らしい作品でした。数学を学ぶ意味はこの本に凝縮されていると思いました。

    私は数学が好きでしたが、それを仕事のやりがいや、人間関係、恋愛に置き換えて考えるということをしてきませんでした。
    数学が好きな人は数学の更なる可能性に気づけ、数学が苦手な人は身近なテーマにより、苦手意識が少なくなると感じました。
    なのでこの本はすべての人に読んでもらいたいと思います。


  • ホテルマンと女子高生の対話がほとんどであるシンプルな内容なのですが、数学的にものを考えることはどういうことかを説きながら、実は人生の指南書にもなっています。

  • 先輩、恋愛ってコスパ悪くないですか?
     
    数学オタクの女子高生詩織と
    アラサーのど文系先輩ホテルマン翔太が
    数学的対話を通して
    人生の真理に迫る青春小説!
     
    ビジネス数学の専門家深沢真太郎さんが説く
    数学の本質。
     
    数学って、ただ単に計算すること、
    なんて思ってませんか?
     
    数学をやっていて私が一番よかったな、
    と思うことは『論理的思考』のクセがついたこと。
     
    それは何も計算のときに使うだけではありません。
     
    例えば、こんなことを『数学的』即ち『論理的』に
    考えたらどう表せるか?

    ・仕事の満足度と『ありがとう』の関係
    ・給与の額と仕事の満足度の関係
    ・恋愛のコスパを数式で表すと?
    ・ときめきの大小はどのようなパターンで決まるか?
    etc...
     
    この本を読むと、これらの考え方のヒントが
    得られます。
     
    数学って、決して苦しいだけのものではない。
    生きていく上で知っていると楽になるもの。
    もちろんそれだけじゃないけど。
     
    いままで数学を毛嫌いしてきた方にこそ
    読んでほしい作品です。

  • 物事を論知的に考えるためのキーワードは前提、定義、モデル化といったところでしょうか。この本の中でそのように結論づけられた記述はないのですが、読後感としては上記のようなものでした。
    (ストーリーに関する感想、レビューは割愛)

  • 数学嫌いのコミュ力高い社会人男性と数学好きのコミュ障女子高生の二人による会話劇。
    内容は、日常に関する人間関係や仕事について、論理的に解釈しようとする話。
    言いたいことは分からなくはないのだけど、論理に入る前提に無理やりな解釈っぽいところもあって、どうなんだろうとは思った。無理やり論理にあてはめるという点は、ある意味詐欺師の手口っぽい(この本が詐欺といいたいわけではない)。
    お金は必要以上にため込むのは意味がないというのは、分からなくないけど、将来の不確定要素を考慮できてなくて大丈夫かなと思った(これが女子高生じゃなくて社会人だったら、入院リスクを考えて保険がどうのとか、インフレリスクにそなえて株式投資とかいう話もあったかもしれない)。
    数学的に考える、アイデアの出し方の話はちょっと面白かった。「くっつける」「分ける」「逆にする」「ずらす」。
    ちなみにこの本の主人公の男、内心うれしいのに言葉は嫌がっているようにふるまう場面がいくつかあって面倒くさそうな男だなと思った。
    後、女子高生に声をかけてきた一年下の後輩が、てっきり好意があって声をかけたと思ったのだけど、女子高生が遠回しな告白をしても、何も進展がなかったという(告白ということには気づいたらしい)。告白の仕方がまずかったようにしか見えないのだけど、どうなんだろう。

  • 最初は良かった

  • 仕事とは?お金とは?それはなんなのか問いて来た本だった。自分なりの答えは持ってきていたけれど、数学で証明する事は感銘を受けた。読む時期が違かったら、目から鱗だっただろう。

  • お金=信用
    ・お金がない人は信用が無い人間(または他人を信用しすぎな人
    ・お金を貯める人は他人を信用していない人

    サークルの中心となれば人に感謝され信用され独自の経済圏を構成することも出来る

    仕事に対するモチベは感謝されることで跳ね上がる
    給与もモチベに影響するが金額が上がれば頭打ち

  • くっつける、わける、逆にする、ずらす

    論理的であることは納得できることの手段でしか無い(必要条件 )

    お金は信用の外部化。
    お金を稼ぐのではなく信用を稼ぐことをする

    人は割に合わないことを成し遂げたときのリターンに魅了されている(恋愛、起業 )

  • 数学を人生に役立てようという考えに共感できないなぁ。
    役に立たないからこそ、面白い。面白いから好き。

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著者プロフィール

ビジネス数学教育家。
数学的なビジネスパーソンを育成する「ビジネス数学」を提唱し、延べ1万人以上を指導してきた社会人教育の専門家。
日本大学大学院総合基礎科学研究科修了。理学修士(数学)。
予備校講師から外資系企業の管理職などを経て研修講師として独立し、コンサルティングファームや教育機関に講座を提供。大手企業・プロ野球球団・トップアスリートなどの教育研修を手がけ、一部企業とはアドバイザリー契約を締結し人材開発のサポートを行っている。2018年には国内唯一のビジネス数学エグゼクティブインストラクター(公益財団法人日本数学検定協会認定)に就任。「ビジネス数学インストラクター制度」や「ビジネス教育大学」を設立し指導者育成に従事している。テレビ番組の監修やラジオ番組のニュースコメンテーターなどメディア出演も多数。
著作は国内累計25万部超。実用書のほか作家として小説も発表しており、多くのビジネスパーソンに読まれている。
BMコンサルティング株式会社 代表取締役

一般社団法人日本ビジネス数学協会 代表理事
ビジネス教育大学教授

「2022年 『説明がうまい人はやっている 「数学的」話し方トレーニング』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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