- Amazon.co.jp ・本 (334ページ)
- / ISBN・EAN: 9784789014311
作品紹介・あらすじ
数字や単位などの読み方がわかり、リスニングの練習も徹底的にできる。日本語のキーワードから引ける索引も充実。
感想・レビュー・書評
-
おすすめ資料 第128回 その数量,英語でどう書きますか?(2011.10.7)
「数量表現」は,一般の英和辞典や和英辞典では探しにくい項目の一つです。
なかなか正しい数量表現に行きあたりません。
複数の辞典の例文を丹念に読めば,求めている数量表現が書けますが,ひどく時間が掛かってしまいます。
そこで,「数量表現」が載っている資料を紹介しましょう。
調べてみると,学術情報センター(図書館)には4冊ありました。
(1) 富井篤編『英語数量表現辞典』三省堂 1995は,技術英文での数量表現の例文を多数収録していますが,日常で使える表現が極端に少ないのが残念です。
(2) 研究社辞書編集部編『研究社英語の数量表現辞典』研究社 2007は,渡邉敏郎[ほか]編『研究社新和英大辞典』第5版 研究社 2003収録の数量表現関連項目に加筆・再構成したもので,日常社会生活上で使われる数量表現も載っています。
辞典ではありませんが,(3) 大島さくら子著『数量表現の英語トレーニングブック』ベレ出版 2009は,附属のCDを聞きながら練習ができます。しかし,索引がないので,辞典的に使うことはできません。
さて,私のおすすめ資料は,(4) 佐藤誠司,小池直己著『日常でもビジネスでも使える数量表現の英語1800』ジャパンタイムズ 2011です。
この本には,広範囲なジャンルの「数量表現」の例文が収録してあります。
日常と一般的なビジネスで実際に使える例文が収録されています。
巻末には,英作文の「数量表現」に困ったときにすぐに役立つ索引も付いています。
CD附属で,リスニング練習もできます。
細かい点ですが,"The scale of this map is 1:500,000 〈one to five hundred thousand〉."(この地図の縮尺は50万分の1です)と"〈〉"で数字・単位の読み方が付記してあるのは,嬉しい配慮です。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
7月新着