雨のなかの待ち人 (ヴィレッジブックス F ロ 3-2 イヴ&ローク 2)
- ソニ-・ミュ-ジックソリュ-ションズ (2003年5月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (464ページ)
- / ISBN・EAN: 9784789720342
感想・レビュー・書評
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シリーズ1冊目に続いて。
少しずつ、イヴが「大切だ」と思う仲間が増えてゆきます。
ストーリー展開に疾走感がありますし、イヴたちのような「力のある女」への反感という動機は説得力がありました。
これまで「愛情」を受けてこなかったイヴが、ロークからの愛に戸惑い、怒り、そして受け入れるまでの過程も丁寧に描かれているところも評価できます。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
一作目を読んでから、ずいぶん経ったけど面白かった!!目覚ましい活躍を見せる女性が連続で殺害される事件が発生。容疑者の家族などに責められるイヴの苦悩もあり、2人のロマンスもサスペンスもタップリ楽しめました。ロークに冷たくされて同居を決意できたイヴと、「出て行け」と言いながら、ちゃっかりドアをロックしていたローク。ホンマこの2人、いいわぁ!そんなイヴだけど、取調室のイヴはカッコ良かった。ラストのもの凄い場面でのプロポーズ、次巻が楽しみです。とりあえず《オートシェフ》が欲しい!
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引き続き再読。再読って言っても、何度も読んでるけど。
イヴが仕事でもプライベートでも、人間関係で板挟みになってしんどそう。
でもこうやってしんどい思いしてるからこそ、だんだん仲間というか友人というかそういう親しいひとが増えていったんだよなぁと、あとの話を知ってると感慨深い。
ピーボディがここで初登場。
もうちょっとあとの気がしてたけど、早かった!
トゥルーハートも大好きなので、彼が出てくるのも楽しみ。
イヴとロークの仕事があんまり関係ない会話が、かわいくて好き。
プロポーズのところとかにんまりしてしまう。 -
『この悪夢が消えるまで』につづく傑作ロマンティック・サスペンス第2弾!
雨に濡れた場末の路上に横たわる女は、無残にも喉を切り裂かれていた。彼女の名前はシシリー・タワーズ。高名な検事だった。
なぜ彼女は深夜にこんな物騒な地域を訪れたのだろう?
ニューヨーク市警の女警部補イヴはそういぶかった。だが、やがて同様の手口でひとりの女優が殺害され、イヴの疑問は苦悩へと変わった。ふたりの被害者の共通点は、世間に名が知れていることと、大富豪ロークと付き合いがあることだけだったのだ……。
『この悪夢が消えるまで』につづくイヴ&ローク・シリーズ第2弾! -
【イヴ&ローク2作目】はらはらドキドキがたまらない!事件の真相も気になるけど、イヴとロークの恋愛がどんな風に進んでいくのかも気になって仕方ない。ラストで結婚を申し込んだけど…自作でどうなるのやら。そして近未来の描写にも弾かれます。
【再読】この事件がきっかけで結婚しようと思ったんだっけと懐かしく、まだ初々しい2人の関係を楽しめた。ピーボディも2作目で登場。ここからたくさんの人が出てくるんだよな〜。やっぱり2作目はロークがタバコを吸う場面がない。吸いそうになってる場面はあったけど。今後も時々葉巻は嗜むけど1作目限定かな。2人が離れている間のヤキモキ感もたまらない。 -
購入済み
内容(「BOOK」データベースより)
雨に濡れた場末の路上に横たわる女は、無残にも喉を切り裂かれていた。彼女の名前はシシリー・タワーズ。高名な検事だった。なぜ彼女は深夜にこんな物騒な地域を訪れたのだろう?ニューヨーク市警の女警部補イヴはそういぶかった。だが、やがて同様の手口でひとりの女優が殺害され、イヴの疑問は苦悩へと変わった。ふたりの被害者の共通点は、世間に名が知れていることと、大富豪ロークと付き合いがあることだけだったのだ…。『この悪夢が消えるまで』につづく傑作ロマンティック・サスペンス第2弾。
ロークが第一容疑者となり苦悩するイブ。
でも愛してると認めるまでが大変な二人なんだものね。
この作品でピーボディーが登場。彼女はこれからずっとかかわるのかしら?
ロークの気持ちがゆるぎなく、イブが揺れる。
そんな感じの作品でした。
Glory in Death by J.D.Robb -
話は一作目より好き。面白いです。最後のプロポーズでのやり取りがイヴとロークらしく、笑って読み終えられました。
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イヴ・ロークシリーズの第2弾。
敏腕女刑事→イヴ
大富豪→ローク
今回は「女にさげすまれて育ってきた男の女に対する復習」が事件のキッカケ。
突然、有名で有能な女検事が雨の中誰かに喉元を引き裂かれて死んでいる。
次に、今知名度がカナリあがってきている女優。
次ゎ・・・・と事件が繰り返されている。
殺しの手口はすべて同じ。
正面から喉を切り裂くだけ・・・・
イヴとロークの仲も進展ですね。
イヴゎ昔の過去を思い出せないまま殻に閉じこもりロークを心から愛せずにいるけれどロークはイヴを心から欲しいがために意見は対立。別れちゃいました・・・・
けどやっぱ、ロークゎローク。
今回はイヴが女の人らしかったのでこれもまた素敵☆ -
ロマンス小説の女王ノーラ・ロバーツの別名義作品。べたべたに甘い小説が読みたかったものの、ハーレモノはなんとなく敷居が高かったのでこちらをチョイスして読んでみた。
雨に濡れた場末の路上で高名な女性検事が喉を切り裂かれて殺されているのが発見される。
被害者の家族や恋人、また上司の妻などが捜査線上に上るが、決め手がないままに第二の殺人が起きてしまう。
事件や解決までの道筋に新鮮味はないし、途中で犯人に繋がる伏線もわかってしまうけれど、「ロマンティック・サスペンス」と銘打たれた所以であるイブとロークのべたべたに甘いシーンはなかなかよかった。自分の「読みたい欲」を満たしてくれた。
長いシリーズを最初から意識しているのだろう、登場人物の謎が提示されっぱなしになっていて、次作も読んでみようかなという気にさせられる。
人物描写は魅力的。きちんと犯人には反感を抱けるような書き方もしているし。
ただ、荒んだ気分で読むとラブシーンには反吐が出るかもしれない。危うい作品かも。
しかし、まぁこんなに自分を甘やかしてくれて、無常の愛情を注いでくれて、尚且つ自由にしてくれつつも見守ってくれるハンサムな金持ちがいたら、女性はたまらんだろうなぁ。 -
2巻目。よく考えたら原題は○○殺人事件みたいなノリのタイトルで「in Deathシリーズ」とか言われてるのに、邦題のシリーズ名は「イヴ&ローク」とロマンス系なのねー。や、いいんだけど。ターゲットがそこなんだなあ、としみじみ思ったりするわけだ。おかげでミステリ読みとかには注目されてない気がするんですが、気のせいですか? 軽いミステリとして読んでも、ちゃんと面白いと思うんだけどな。このタイトルだと買わないだろうな、特に男性。<BR />
ちなみに原題はあんまり芸がないとは思います…はい。
<BR />[2004/11/09読了]