ストロベリ-・ショ-トケ-キが泣いている (ヴィレッジブックス F フ 2-2)
- ソニ-・ミュ-ジックソリュ-ションズ (2003年8月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (423ページ)
- / ISBN・EAN: 9784789720878
感想・レビュー・書評
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入浴時の発汗狙いで何かしら本を持ち込みたかったんですよね。すみません、入浴時は電気点けてます。
で。
古本屋にて903円→430円で購入した後になって、シリーズものの二作目だと気づき放置していたコチラを手にしました。
シリーズものとは言え、一巻完結の推理サスペンスですし!
殺人事件を扱ってはいますが、主人公の設定や文体が全体的にアラサー・仕事は順調・恋に不器用系ラブコメの線なんですよね。
ブラックで皮肉っぽいユーモアが散りばめられてます。
人が死んでるのにそんなノリで良いのか、と言うツッコミどころも満載ですし、家族の中でルックスにコンプレックスがあるような設定の割に普通にモテてるじゃないの!と言うツッコミどころも(笑)
そして女子特有の口の軽さ!
「誰にも口外しないでね」
の意味の無さ!
無鉄砲過ぎる独断行動!
いや
それらが無いと話が展開しないのはわかりますけどね。
ちょっと伏線の張り方が雑かな、と。
もう少し前もって臭わせる部分が欲しかったです。
その割に読み手にはすぐ犯人の検討がつく不思議。
むしろそこを見落とす主人公が不自然で浮いているような…。何故こいつだけ疑わない!?って言う。
探偵パートの手掛かりが集まって来る感覚はワクワクできるんですけどね。
構成なんでしょうか。
仕事のアシスタントのリサがデキ過ぎててちょっと怖い(笑)私がオーナーだったら不安になります。どんどんワンマンでやっていっちゃいそう…;
妹のアンドリアのキャラが一番好きです。イヤミ無く女を武器にできて気の利く奔放女子、好きなんです。
現在四作出ているんですかね?図書館で検索してみようかな…。
あ
そうそう。一番の特徴を忘れていました。合間合間にお菓子のレシピが載っているんです。
購入のきっかけがこれ。
でもぶっちゃけ私の好みとはズレていそう。まあ元よりレシピは見るのが好きなだけで、それを見て作ろうって気はさらさら無いんですけど(笑)
しっかしこう言った軽いテイストで書かれた英米のアラサー独身女子小説、毎回思うのが、「え?普通にモテてるやんっ」なんですよね。
文化の違いか。
向こうでは普通なのか。
女子なら誰でもこの程度は求愛されるのか。
日本でコンプレックスになる程モテないっつったら本っ…………っ当にモテないぞ!
ふ。
つい実感がこもってしまったな。詳細をみるコメント0件をすべて表示